今日、京都市交響楽団のコンサートが舞鶴の隣、宮津で開催されました。
京都市交響楽団、京都市で育った私にとってはなじみが深く、小学校の音楽鑑賞や中学校の卒業イベントで聴きに行っていました。
本日の曲目はロッシーニの「セビリアの理髪師序曲」、ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」、ドボルザーク「交響曲第9番・新世界より」です。
本日の演奏は宮津会館。駐車場も少なそうだったのでKTR・北近畿タンゴ鉄道で出かけました。
チケットは舞鶴のバザールタウンで前もって購入。前から8列目です。
KTRの西舞鶴駅は、JRのそれと同じです。
ただ、ホームはJRと異なります。宮津経由福知山行き。ワンマンカーです。
車内の様子
トンネルをいくつか抜け・・・
舞鶴と宮津の市境の由良川を渡ります。(別の日に撮影)
向うに見えるは先週登った槇山
(別の日に撮影)
川の向こうが宮津市側
意外と早く宮津駅に到着してしまいました。
この懐かしい跨線橋。昭和の時代にタイムスリップしたようです。
宮津駅舎
ちょっと時間があるので宮津を散策します。宮津カトリック教会。
カトリック教会の裏側。正面とはまた趣が異なります。
さて、そろそろ時間ですのでコンサート会場の宮津会館へ向かいましょう・このような独特のデザインです。ヨットをイメージしたのか?
さて、コンサートも終わり宮津駅前で食事しようとすると「月曜日休業」。いい雰囲気なのに残念です。
こちらは駅前喫茶店。なかなかいい雰囲気です。
食べるところもないので舞鶴まで帰りましょう。駅の改札付近。右の方は京都市交響楽団の団員さんです。皆さん、団体バスで移動されるのかと思っていましたが、公共の交通機関で個人で移動されているようで、待合室にも何人かおられました。
あっ、西舞鶴行きがやってきた。
帰りは運転の必要がありませんので、お約束の車内大宴会で帰ってきました。
先日のしょぼいコンサートに比べると、京都市交響楽団、さすがです。特に弦楽器のつややかさがなんともいえません。比較的前のほうに座っていたからでしょうか、それぞれの楽器が素粒子のようにつややかに聞こえてきます。ドボルザークの交響曲第9番はCDでも何回も聴いていますが、第二楽章の後半部分に第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロの主席演奏者が演奏する弦楽四重奏のような部分があったのですが、この繊細さにはしびれました。大音響フルオーケストラ後の繊細でつややかな弦楽四重奏。これは生演奏でないと再現できないでしょう。
お蔭様でこれでミュージカル病は治ったと思いますが、今度はクラシック病に罹ってしまったかもわかりません。
コンサート終了後、「くわさん」と私の名前を呼ぶ方がおられました。なんと、いつもブログを見ていただいているTANGOさんではありませんか。ほぼ満員の会場でよく私がわかったものです。目立つのかなぁ。
最近のコメント