テイクオフ直後に落ちたグライダー
五老岳に登ると舞鶴湾の対岸に高い山がそびえ立っているのが見えます。気になって調べてみたら「槇山」(標高483m)という山らしく、放送局のサテライト局やパラグライダーの離陸場所があるようです。
7月10日(日)に自動車で登ってみました。
舞鶴湾の青井側の海岸線を北上し、槇山公園と書いた案内板のところで左折すると、一車線の狭い急坂の道が始まります。それを20分くらい走ったでしょうか、NHKのサテライト局が見えたら山頂です。
NHKから更に奥へ行ってみました。
山頂から南を望む。舞鶴湾と中央は西舞鶴市街。左にある山頂の白い点は五老岳タワー。高いと思っていた五老岳(標高301m)がかなり下に見えます。右端が丹後富士。
山頂には旧海軍が建設した砲台跡が。ここから舞鶴湾に入ってくる敵艦隊を攻撃する作戦だったのでしょう。
NHKのサテライト局の近くに戻ります。こちらの方が見晴らしが良く、海岸線が見渡せます。この板はパラグライダーの離陸プラットホーム。手前は神崎、向こう側は宮津です。天橋立もこの方向ですが半島の陰になって見えません。
下を覗き込むと、夏真っ盛りの神崎海水浴場が賑わっていました。
ここからテイクオフすると気持ちいいだろうな、と思っていると下のほうから無線の声が。何かなと見ると、離陸に失敗したパラグライダーが墜落しているではありませんか。写真左にパラグライダーをたたんでいるパイロットのおじさんがいますが、離陸して直ぐのところだったので大丈夫だったようです。下から仲間が救助に向かうという無線連絡でした。
砲台前の空き地に車が停められます。この車はパラグライダーのパイロットたちが乗ってきたもの。
舞鶴市のホームページには「槇山公園」と紹介されていますが、公園らしい施設は全くなく、パラグライダーのための公園と言ってもいいほどです。
« 梅雨明けており姫ひこ星出会う夜 | トップページ | 岩牡蠣の賞味期限は八月末 »
「舞鶴だより」カテゴリの記事
- 雨の前食心坊で酔っぱらい(2014.03.29)
- 転勤族どこへ行くかはミステリー(2014.04.01)
- 舞鶴の外れでゆるくカキ丼を(2014.03.22)
- 肉うどん名物なのか中舞鶴(2014.03.17)
- 舞鶴の満福食堂腹いっぱい(2014.03.15)
コメント