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2011年12月 8日 (木)

ラジヲの音大江の谷にこだまする

舞鶴のお隣、福知山の大江に「ラジオ博物館」と言うものができた、との報道がかなり前にあり、気にはなっていたもののなかなか行けずでしたが、先日ようやく訪れることができました。[京都新聞の記事]

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福知山と言っても舞鶴との境、大江の府道9号線沿いにあります。隣は小学校。元建設会社の建物らしい。


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入ってまず目につくのが中継用のラジオ受信機と送信機。


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その隣にはトリオの受信機"9R-4J"。小学生のころ読んだ「子供の科学」に載っていたこれによく似た受信機の制作記事が、無線に興味を持つきっかけでもありました。


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これはアマチュア無線用の送信機でしょうか。後ろの白い電球はたぶんダミーロード(擬似負荷)。電球をダミーに使っていたことは「うわさ」には聞いていましたが、実物を見たのは初めてです。


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奥に入ると昭和の茶の間が再現されています。星一徹が座っていそうな雰囲気です。


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電気を使わない蓄音機。ゼンマイ式。今はやりの最先端の「エコ」です。消費電力「ゼロ」。ノイズが多いですが、まるで目の前で演奏しているようです。


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拡大。こんなんが一台ほしい。


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これは外国製かと思ったが国産ですって。


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これはなつかしい並三ラジオ。再生検波式の教材ラジオで中学生のころ作ったような記憶が。科学教材社のキットだったと思います。


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こちらは木製キャビネットのラジオのコーナー。


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こちらはプラスチック製キャビネットのラジオがずらり。他にもトランジスタラジオのコーナーもありました。


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これは素晴らしい。円筒形レコードの蓄音機。エジソン・スタンダード・フォノグラフと書かれています。エジソンが発明したレコードは円筒形でした。


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このメカニズム。今の大量生産の時代には、もうこんなものは作れないかも。


蓄音機からは音が出ていましたが、その他のラジオは電源が入れられていなくて、「静かな」ラジオ博物館でした。せっかく音が出るラジオ博物館なのだから、もう少しにぎやかな方がお客さんも多くなると思いました。ただ、この場所、谷なので、ラジオの電波が届きにくい場所かも分かりません。

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