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2012年6月 5日 (火)

蓄音機グレンミラーが良く似合う

【6月3日(日)】
普段は真空管アンプで音楽を聴いていますが、この日、京丹後市の大宮町で蓄音機のコンサートが開かれるとのことで、ちょっと聴きに行ってみました。

Img_7059 会場は大宮町の「旧口大野村役場庁舎」。昭和4年築だそうです。

Img_7139_2

Img_7137 国登録有形文化財

Img_7181 コンサート案内のチラシ

Img_7198 では会場に入りましょう。中にはたくさんの蓄音機、真空管ラジオなどが展示されていました。

Img_7283 みなさん、物珍しげに見入っています。

Img_7199 「あらー、これ女学生時代に聴いてたわ・・・」

Img_7245 コンサートはこのエジソンの蝋管式蓄音機から始まりました。この方がこれらの蓄音機を所有されている橋本さんです。

Img_7308 蓄音機そのものもそうですが、これにかけるレコード(円筒形)をどうやって見つけられたのかが不思議です。かなり古いもので雑音まみれでしたが、意外と大きな音が出てきます。

Img_7264 つづいて日本製、国産第一号の蓄音機。レコードも円盤になります。この橋本さんの説明も造詣が深くなかなか素晴らしいものでした。

Img_7270_2 最後にイギリス・グラモフォンの蓄音機。これには正直驚かされました。すごい大音量なのです。橋本さんによると、蓄音機はボリュームがないので針で音量調整をするとのこと。音量の小さい針で演奏されたのですが、広い洋館にグレンミラーが鳴り響きました。電気なしでよくこんなに大きな音が出るものです。当時の人の英知を感じられました。

Img_7285 イギリスの上流階級のお屋敷では、この蓄音機で毎夜ダンスパーティーが開かれていたらしいです。
音域は広くないのですが、まるで目の前で演奏しているような臨場感、生々しさが印象的です。

Img_7211_2 お馴染みのワンコ

Img_7201 休憩をはさみ、後半は日本の曲が主にかけられましたが、わたしはやはり前半にかけられたグレンミラーが最高でした。

Img_7299 約二時間、懐かしい音の演奏会はあっという間に終わってしまいました。また、開催してもらいたいものです。

Img_7316 ところで部屋にはこのようなものが。これも橋本さんのコレクションかと思ったのですが、これはこの建物備え付けの電話でした。かけ方がわからん。

Img_7282 これもこの建物備え付けの金庫。この建物、昭和50年代は京都銀行の支店として使われていたそうです。

Img_7317 コンサートが終わって、近所の人は水路沿いの道を帰ります。

[京都新聞記事]

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コメント

記事が新聞に載ってましたよ

わんこのマーク 懐かしい~ 久しぶりに見ました

その昔の電話 母の実家にありました
黒いコード付きのを口に当てて 耳は本体のほうにくっつけて 話してたと思います

横についてるハンドルはなんだろう・・

<いづみさん
えー、この電話、現役であったのですか。
歳がバレてしまう。
横のハンドルは交換手を呼び出すものだと思います。

こんにちわ
蓄音機コンサートへの御来場ありがとうございました、
こんなこと、初めて行いましたので、主催者も
おっかなびっくりでした
またいずれ第二回をやりたいと思っています

>橋本様
ご本人からのコメント恐縮します。
とても素晴らしいコンサートでした。
また、ぜひおうかがいしますのでよろしくお願いします。

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