秋の夜アンドロメダは天高く
【11月16日(金)】
今週半ばにはオーストラリアで皆既日食が見られたとのこと。あのケアンズにもたくさんの人が訪れたことでしょう。
と言うことはまだ新月に近く、それに昨日は久々に新月期に晴れた夜でした。大好きなビールも飲まず、舞鶴の空山へ出かけてみました。
空山に上がってみると、あれま、いか釣り船の漁火で光害がすごいではありませんか。これは市内のパチンコ屋の強力照明に匹敵しそうです。
明るい星は木星。プレアデス星団も見えます。
それでも天の川はくっきりと見えます。この季節、20時ころには天頂にアンドロメダ銀河が渦巻いています。(写真中央上)
これは90mmレンズ。ときどき薄い雲が流れて来ますがその隙間をねらって撮影。
写真中央が前回雲の隙間から見えていたケフェウス座。今回は完全にその姿を現しました。ガーネットスターのオレンジ色が鮮やかです。上がカシオペヤ、左下が白鳥座の一部です。
21時30分頃まで粘りましたが、寒くなってきたので退散。東の空からは大きなオリオン座が昇ってきました。いよいよ本格的な冬です。
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