赤煉瓦からまるツタも色づいて
さてさて、高雄の紅葉が続いていましたが、今回も「紅葉」ネタです。ただし「こうよう」と読んでください。
舞鶴の赤煉瓦倉庫にはツタが絡まっていますが、その紅葉も真っ盛りです。
時雨空の中、赤煉瓦倉庫へ。ここは最近国保有の敷地も解放されています。
この写真の向こう側が市役所付近の赤煉瓦倉庫群ですが、この国保有の赤煉瓦倉庫はいい意味で「ほったらかし」なので、このようにツタが自然に絡まっています。
このツタの色合いが煉瓦のそれとうまくマッチしています。オー・ヘンリーの短編小説「The last leaf」は売れない画家が同じアパートに住む画家仲間に、それこそ命を掛けてツタの葉を描いたという、涙なくては読むことができない名作です。このツタを見るとこの物語が思い出されます。
"The last leaf" で病に倒れていたジョンジーはナポリ湾の絵を描きたいと願っていたそうですが、舞鶴湾はナポリ湾に匹敵するのでしょうか。
この日は舞鶴地方隊60周年記念でこのように満艦飾が飾られていました。
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夕方のニュースで舞鶴の赤煉瓦の旧海軍の水槽が日頃公開されないのに
特別に公開されているということをやっていました
この素敵なアップされている同じ赤煉瓦倉庫群の一つなのかなあ~
って思ったのですが 同じ敷地内なのでしょうか?
いろいろな古を刻んで来た煉瓦倉庫の赤と
いろいろな季節を過ごして紅葉して蔦の赤
マッチしていますね
投稿: カンコ | 2012年11月18日 (日) 21時31分
カンコさん
舞鶴市のホームページによると明治時代の浄水施設が公開されていたようですね。この倉庫群の近くです。
投稿: くわ | 2012年11月19日 (月) 21時32分