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さて、棚田シリーズは最終回、丹後半島最北部の袖志に向かいましょう。
袖志の棚田は棚田百選に選ばれているそうです。
袖志の集落。袖志に限らず、山陰地方の家はまだこのように板壁の家がたくさん残っています。
集落から山に向かう坂道を登ると、棚田と日本海が見えてきます。右の山は経ヶ岬。灯台は山の陰に隠れて見えませんでした。
日本海に夕陽が沈み、棚田の水面が黄金色に輝いていました。きれいです。さすが百選。
ちなみに向こうに写っている半島に航空自衛隊の基地があって、最近米軍がXバンドレーダーを設置するとかでニュースになっているところです。
この日、私以外にも、三人の方が写真を撮られていました。一組は姫路ナンバーの自動車でした。遠謀から来る価値は十分にあります。
さて、世屋の後は丹後半島のさらに奥、袖志の棚田へ行きましょう。
と、国道178号線を走っていると「新井の千枚田」というのぼりが目につきました。場所がよくわからないので、先日夜中に星見で訪れた伊根の舟屋の里の観光案内所で聞いてみましょう。
伊根はかつてNHKの朝ドラの舞台になったところでもあります。
先日と同じアングルで。曇っていて残念。
おっと、遊んでる場合ではありません。観光案内所で新井の千枚田の場所を聞きます。ここからすぐのようです。
細い道をくねくねと、迷いながら自動車を進めると・・・
おお、こんな急斜面に田んぼが。しかし、千枚田といってもあるのはこれだけでした。昔はもっと田んぼが広がっていたようで、階段状の廃田跡が残っていました。翌日の26日に外部からの人を迎え入れて田植えをするようで、駐車場の案内板が立っていました。
新井の集落の北にはこのように整然と区画整理した棚田が広がっていましたが、棚田はやはり狭い場所にジグソーパズルのようにひしめき合った田んぼの方が見ごたえがあります。
【5月25日(土)】
天気の良かった先週、舞鶴の田んぼは田植えが終わり、満々と水をたたえた田んぼが鏡のようにきれいです。春に訪れた上世屋は標高が高いので今週あたりが田植えで、棚田も見頃なのではと思い、再び行ってみました。
よく見ていると、地元の人ではなさそうな若い人たちです。田植えを手伝っているのでしょうか。都会ではできないことですからね。
更に上の一本桜のところまも既に田植え完了でした。中央左に一本桜があるのですが、すっかり葉桜になって後ろの山に溶け込んでいます。
上世屋の集落、観光化がまったくされていなくて素朴な雰囲気がいいところです。もしかしたらはまってしまったかも知れません。また行こう。
本日、5月26日(日)、天気が良くて気温も30度を超える舞鶴で、田辺城まつりが開催されました。
次に大行列が出発。先頭は京都府警の平安騎馬隊。京都から来られました。馬に乗って? いやいや、馬の輸送車がこの田辺城の前の警察署に停めてありました。
なんでも今年は福島県から会津藩奴隊が駆けつけてくれたそうです。しかし、その理由が大河ドラマを八重の桜から細川ガラシャにつなげようという、なんかちょっとセコイ話です。
それにしてもこの暑い中、甲冑を着ての大行列、お疲れさんです。
会津藩奴隊はバスに乗ってもう帰らないといけないそうで、最後にもう一度演舞してくれました。9時間かかるとのことで、今日の大河ドラマは見られないのでしょう。
今年も各町内の芸屋台の展示がされていました。なかなか歴史を感じさせる大きな古美術品といった趣です。
[昨年の記事]
今から20年くらい前、沖縄に住んでいました。ここ数年話題になっている普天間基地の南側、飛行機やヘリコプターの侵入路でしたが、騒音は全く気になりませんでした。
しかし、ヘリが墜落したりして、その危険性のため、ある元首相が「最低でも県外」と移設の話が持ち上がって、今ではそれが日本の重要課題になっています。
今年のゴールデンウィーク、ヤボ用で神奈川県は大和市へ行きました。大和市の西側には終戦直後、マッカーサー司令官が降り立った「厚木飛行場」があります。名前こそ「厚木」ですが、この飛行場は厚木市には接していなくて、この大和市や西隣の綾瀬市に隣接しています。
日本中がゴールデンウィークのまったりとした休日を過ごしているそのとき、突如「ごーーーー」という大音響が大和市を包みました。音はもちろんすさまじいのですが、窓ガラスが「ビリビリ」と振動するすさまじさです。
これは一体何事だ? 大和市の西の外れ、米海軍の厚木基地へ行ってみました。
滑走路に並ぶやいなや、お尻から炎を吐き出し離陸していきます。
米軍基地は沖縄にしかないと思われている方が多いと思いますが、神奈川県も米軍基地が多いところです。神奈川では厚木基地以外にキャンプ座間、横須賀基地、横浜港にも米軍の埠頭があります。戸塚にもあるのかな? 根岸から桜木町を通って貨物線で航空燃料を横田基地に運んでいるであろう貨物列車もしょっちゅう走っています。
困ったことにこの戦闘機、横須賀基地の空母の艦載機の離発着の夜間訓練(NLP)をやっていて、夜遅くまでこの轟音は鳴り響いています。
この轟音、以前住んでいた茅ヶ崎にもよくよく、とても良く鳴り響いていました。神奈川県民はこの轟音からは逃れられないのでしょうか。
またまた新聞記事ネタです。先日の新聞に「ナンジャモンジャ」の花が咲いたとの記事がありました。「ゆう」の「どこかへ連れて行け」攻撃に負け、早速行ってみましょう。
5月19日(日)、雨が降りそうな天気の中、福知山市はウリ坊とミワちゃんで有名な三段池公園の近く、川北というところにある頼光寺へ向かいます。ちょっと迷いましたが、赤いのぼりが目印です。
これがその「ナンジャモンジャ」。「ヒトツバタゴ」というのが正式な名前だそうです。
これもナンジャモンジャの一種なのでしょうか、門の隣に咲いているものとはすこし花が違います。
スイレンの花もきれいでした。おっ、スイレンの葉に雨粒が。この後本降りになってしまいました。
ちなみにこの「ナンジャモンジャ」の語源は、お寺でもらってきた説明書きによると、もともとこの花に限らず珍しいものに対して「あれは何じゃ」といかいろいろ言っていたそうですが、結果的にこの花のことを「ナンジャモンジャ」と固有名詞化したそうです。
【5月18日(土)】
前日の金曜日は午後から晴れの予報。月齢は半月なので深夜からの天の川が期待できます。完徹覚悟で丹後半島は伊根へ遠征しました。
丹後半島の東側、道の駅「舟屋の里」の展望台へ行ってみると・・・おお、これは素晴らしい。こんなにくっきりした天の川を見たのは久しぶりです。赤いのと右端の白い光は灯台です。左上は夏の大三角形。実際には天頂に見えています。
目の前にはさそり座。いつも行っている大江山山麓は南側に山があるのでさそり座全景を見ることはできませんが、ここはバッチリです。
天頂には夏の大三角形。ホント、ここは宝石をちりばめたようできれいなエリアです。
3時過ぎ、東の空がそろそろ薄明を迎えたので帰ろうとすると雲が完全になくなり、銀河の中心部がとてもキラキラときれいに輝きだし、私を帰そうとしません。
伊根湾の南側には舞鶴市や宮津市があり、やはり光害の影響は避けられません。さそり座の更に南側の天の川を見てみたい。そんな願望がだんだん強くなってきます。カンタスセールかぁ~
[舟屋の里]
【5月12日(日)】
さて、才ノ神の藤を見た後、今度は同じ福知山市の西端、夜久野町の更に西隣の兵庫県は朝来市の大町藤公園の藤祭へ行きました。
才ノ神から一時間弱、公園の案内板は国道9号線の夜久野町のエリアに案内板が立っていたのでてっきり京都府内だと思っていたら、お隣の兵庫県側にあったのですね。
才ノ神以上に大渋滞で、路上駐車が更に渋滞に輪をかけます。パトカーが来ていたのですがパトカーも動けんくらいでした。
ここは入園料一人300円必要です。身障者は半額。
入口付近から満開の藤で圧巻です。
才ノ神は山藤でしたが、ここは九尺藤がメインでした。なが~い紫のカーテンが続きます。
公園の中央には噴水。暑い日だったのでみなさんここで休憩です。
おっ、ここにたくさんのカメラマンが。どんな写真が撮れるのかというと・・・
才ノ神の藤は天然物で樹齢2000年もあるといわれていますが、こちらは平成11年に作られた公園で人工的なものです。藤も九尺藤で歩道の上に咲くように植えられて見応えはありました。
どちらの公園も藤の甘い香りが花と同じくシャワーのように降り注いでいました。
[白井大町藤公園]
今朝、舞鶴に初の「超」大型外国客船「サン・プリンセス」が文字通り陽を浴びてやってきました。
岸壁ではいろいろな出店が出ていて、まるでお祭りです。ただ、お客さんはどこかへ観光されているのかまばらでした。
で、到着から12時間後の夕方18時、もう出港してしまいます。
お客さんはほとんど外国の方だったようです。私はお客さんとは何の交流もありませんでしたが、一緒に手を振っているとなんとなくウルウルしてきました。それにしてもこの見送りに駆けつけた舞鶴市民、舞鶴にこんだけ人がいたのかと思えるほどたくさんで、まるでお祭りのようでした。
今度はぜひお客さんになってみたい・・・帰りに宝くじを買ったのは言うまでもありません。
お隣の福知山市大江町の才の神の藤がライトアップされているとの新聞記事を見て早速行ってきました。
夜8時ころ行くと近所のおじさん方でしょうか、あずまやのベンチで雑談に花が咲き、藤の花以上に盛り上がっていました。あと、カメラマンの方がおひとり黙々と撮影中。
撮影に熱中しているとさきほどのおじさん達やカメラマンの方は帰ってしまい、気がつくと私一人になっていました。まわりは「シーン」としていて不気味で、クマがでてもおかしくない雰囲気でした。で、いそいそと退散。
で、帰り道の民家の庭のみごとな藤もライトアップされていました。
この藤、「九尺藤」という種類だそうで、才の神の藤より花が長いのが特徴です。
ここは舞鶴から30分くらいですが、福知山市になるのでこのような開花情報とかライトアップ情報は新聞やテレビ、ネット情報でしかわからないので要注意です。ちなみに今度の日曜日、5月12日は藤祭りが開催されるとのことです。
舞鶴の市の花はつつじだそうです。[舞鶴の市の花]
ゴールデンウィークのこの季節、毎年「つつじ祭り」が東舞鶴の東舞鶴公園で開催されています。なぜか今まで行く機会が無く、4年目にして初めての訪問です。
ちょうど心地よい気候の5月4日(土)でした。東舞鶴公園、地元の人は「丸山公園」と呼んでいるそうです。
コンサートなどがありましたが、肝心要のツツジはこの様にちょっと開花が遅かったようです。
このようにちょっと変わった種類のつつじもありましたが、イソイソと退散。
これらは駐車場近くに咲いていたツツジ。こちらの方が綺麗なようで・・・
ツツジ祭りの会場では白いツツジはまだ早かったですが、別のところでは満開。白いふわふわした綿のようです。
こちらは伊佐津川河川敷。つづじ祭りの会場よりやや咲いていましたが、今年は市内全体的に遅いようで、今週末が満開ではないでしょうか。
ゴールデンウィークです。NHKは「大型連休」という言葉をにかたくなに使用していますが、ここまで一般名詞化したのなら、そろそろ「ゴールデンウィーク」という言葉を使ってもいいのではないでしょうか。
ま、そんなことはどうでもいいのですが、ここ2日ほど、いい天気に恵まれています。ゴールデンウィークで夜更かしもOK。で、2連ちゃんで星子さんに会いに行きました。
本当は夜明け前の天の川を見たかったのですが、月が深夜0時過ぎに出てきますので、それまでの星空です。
5月上旬の天頂には北斗七星が輝いています。2等星ばかりですが、形が独特なのですぐにわかります。ひしゃくの柄を伸ばしていくと、アルクトゥルス、スピカと春の大曲線を形づくっているのですが・・・あれ、もうひとつ明るい星があります。
星座表を見ると土星でした。冬の間、輝いていた木星は既に西の空に沈んでいます。
今回は北斗七星周辺の系外銀河の撮影に挑戦してみました。右下の明るいのは北斗七星のβ星。写真中央に青いM97(フクロウ星雲)とM108(縦にボーッと)が写っています。
もう少し画像処理をうまくすればもっときれいになるのでしょうが、それは次回のお楽しみ。
それにしてもキットレンズでよくここまで写るものです。
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