兵庫県山を掘ったら銀が出た
富士山が世界遺産に登録されたとのことで、世間は大騒ぎです。
数年前、島根県の石見銀山も世界遺産に登録されていますが、登録された直後は同じように大騒ぎでしたが、いまはすっかり熱が冷めてしまったようです。
京都府の隣、兵庫県にも銀山があります。その名も「生野銀山」。三連休の初日、ちょっと行ってみました。
最後はは三菱系の鉱山になりましたが、明治時代は皇室財産だったそうです。
当時の坑内の様子が再現されています。この銀山は昭和48年まで現役だったそうで、江戸時代に閉山した石見銀山に比べると近代的です。
資料館には当時の坑道の断面の模型がありました。まるで蟻の巣のよう。総延長はなななんと350kmにもなるそうです。350mではありません、キロですよキロ。直線に伸ばすと例の富士山の麓までたどり着くそうです。
つい最近まで現役だったので世界遺産にはならないのでしょうが、近代化産業遺産に認定されているようです。
生野銀山、西暦807年に発見されていたそうですが、本格的に掘り出されたのは1542年からだそうです。それまでは精錬の技術がなかったのでしょう。石見銀山からも坑夫を呼び寄せていたそうです。
生野の街も石見銀山と同じくなかなか味のある街並みで、また時間を作って行ってみたいと思います。
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