夏空へ火を投げ点ける揚松明
毎年8月14日、舞鶴の城屋の雨引神社で松明がともされます。揚松明という400年に渡る伝統行事で、舞鶴に来て四年目、初めて行く機会ができました。
これが松明のようです。どのようにして火が点けられるのでしょうか?
幟も高々と揚がっています。付近に駐車場はなさそうなので、ちょっと遠いですが自転車で行きましょう。
点火までかなり時間があります。松明の向こうにはアンタレスが赤々と既に点灯中。
午後10時過ぎ、青年団の若い衆が手に火を持ち、松明の元をぐるぐる回り出します。
松明に火が灯り、見物人からは拍手喝采、祭りが盛り上がってきます。
若い衆はタイミングを合わせ一斉に種火を投げ揚げ、なかなかの迫力です。
すると松明を支えていたしめ縄が焼き切れ、すごい勢いで火の固まりがこちらに落ちてくるではありませんか!
揚松明、初めて見ましたがすごい迫力で、松明が落ちた瞬間は大爆発したような火の明るさでした。若い衆はこのあと朝までお神酒を飲み明かしたのでしょう。
帰り道、田んぼからはクツワムシや鈴虫の鳴き声が聞こえてきて、秋の気配を感じさせる夜でした。
[城屋の揚松明]
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