舞鶴でハーフマラソン開かれた
およそ部活動というものは夏の大会をもって、中学3年生は引退し高校受験に邁進します。ところが私たち陸上部は秋に駅伝があったためずーーっと毎日毎日走っていました。短距離が専門だった私も例外ではありませんでした。
私の出身中学は、なななんと・・・京都市の大会で優勝してしまい、府下大会(普通の県であれば県大会と称するのになぜか京都のような府の場合府に「下」という文字を付加します)に出場することになりました。
短距離専門だった私も練習を重ねるに連れだんだん長距離も速くなってきて、府下大会の選手に選ばれました。毎日毎日真っ暗になるまで走り回っていました。
練習の終わりは顧問の先生の言葉で締めくくります。ある日、
「おまえら、ええか、京都の北部はテレビも映らんさかい走ってばっかりおる。そやしお前らももっと練習せんといかんのや! わかったか!」
と言われ、更に練習を重ねる日々が続いたのでした。(私が言ったのではなく顧問の先生ですよ、顧問の先生)
その府下大会で舞鶴からどの中学が出ていたのかは記憶が定かではありませんが(大宮中学が来ていたのははっきり覚えている)、やはり京都府北部の中学生は速く、京北町の周山で開かれたその大会では確か私たちは5位に終わったと思います。11月の冷たい時雨が降る日の駅伝でした。
そんなかつてテレビも映らん(重ねて言いますが、顧問の先生の発言ですよ)と言われていた舞鶴で、今日、舞鶴赤れんがハーフマラソンが開催されました。
毎年、みなと舞鶴ロードレースには参加していましたが、ハーフを走るのは20年ぶりくらいです。夏場からヒミツの特訓を重ね、優勝インタビューの原稿もバッチリ、準備万端で迎えました。
会場は赤レンガパーク。小降りですが雨です。
受け付けには高校生らしきボランティア、ちょっと手間取ります。
ウォーミングアップをしましょう。自衛艦も満艦飾で応援してくれています。
さて、そろそろスタートに並びましょう。優勝狙いなのですが、後ろから追い上げる作戦なので最後尾に並びます。
9時30分、スタート。先ずフェリーターミナルをぐるっと回り、中舞鶴の海上自衛隊の航空基地内を走ります。
舞鶴の海上自衛隊航空基地。舞鶴にも管制塔があるのです。(別の日撮影)
航空基地には初めて入りましたが、伊丹や羽田には全く及びませんが、広い広い。滑走路もありました。
航空基地からまた赤レンガパークに戻り、今度は大波下まで行きそこで折り返しまた戻ってくるコースです。
で、結果は残念ながら優勝は逃してしまいましたが何とか完走できました。あー、しんどかった。
それにしてもやはりハーフは10キロとは全く違います。フルはもっと違う、違います。
そうそう、この大会のゼッケン通知書にこのようなかわいらしいメッセージカードが同封されていました。葵ちゃん、おじさんは最後まで走りましたからね。ありがとう。
あ、最後に舞鶴は京都市内と同じテレビが見られますから安心してお越しください。
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