冬の空一筋の光追い求め
最近、本屋にはアイソン彗星を特集したコーナーがあったり、新聞にもアイソン彗星の記事が出ていたりで、普段はあまり星を見ない人もアイソン彗星が気になっているのではないでしょうか。
最近、急に光度が上がったようですが、あいにく今週は満月期であまり星空観察には向かない時期です。が、一生に一回のことなのでダメモトで今朝早起きして見に行きました。
午前4時半、舞鶴は五老岳、東の空が開けている場所に参上しますが・・・あれれ曇っています。それに雲の隙間からの月の光が強烈で懐中電灯がいらないほどです。
時々、東の空の雲の隙間からスピカが見えたりしますが、アイソン彗星がいるその下は曇ったままです。
すると西の空からどんどん晴れ間が広がり、5時半過ぎ、スピカ周辺の雲が取れてきました。既に東の空はやや明るくなっていますが、双眼鏡で一生懸命探します。が、見えません。太陽接近時は昼間でも見えるくらい明るくなるといわれていたのに、一等星のスピカよりずっと暗いようです。仕方なしにスピカの下あたりを、下手な鉄砲数打ちゃ当たる式で撮りまくると・・・
おっ、いました、いました、アイソン君。探しましたよ、キミはこんなところにいたのですか。
実はアイソン彗星が写っているとわかったのは家に帰ってからで、現地で写っているのかどうかわからないほどの淡い光でした。
このとき東の空はかなり明るくF5.6、ISO1600で15秒露出が限界でこれ以上露出すると真っ白けになってしまいます。。明日は月がもっと近づき彗星の出が遅くなるので、彗星がよほど明るくならない限り撮影は無理かもわかりません。
12月に入ったら、太陽を回ってきたアイソン君が地球にもっと近づくので次がお楽しみです。
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