北九州これで発展溶鉱炉
いのちのたび博物館を見た後、もう少しぶらり。
高速道路の下は長崎街道。坂本龍馬もここを歩いたのでしょうか。
ここは東田第一高炉史跡でかつて(今でも)八幡で作られていた鉄の高炉が史跡として残っています。
明治時代、富国強兵で軍艦や鉄道を作る必要があった明治政府は、石炭や石灰岩が豊富に採れる北九州に八幡製鉄所を創業しました。
高炉から出てきたドロドロの鉄はこの溝を流れて先ほどの機関車が引く運搬車に入れられます。この人たちは人形。
実際は灼熱地獄なのでしょう。作業は耐熱服を着て行われていたようです。
製鉄所ができる前は、ここは八幡「村」で人口もそんなになかったようです。それが石炭が近くで採れるということで製鉄所ができ、日本の主要工業都市として発展してきました。
もし、坂本龍馬が暗殺されていなかったら、足繁く通ったこの長崎街道の横に建設されたこの巨大施設を見て、どんな思いになったのでしょうか。
そんなかつての溶鉱炉。ここはペンチや芝生などもあり、のんびりとするには良さそうな所でした。
« 博物館恐竜たちに襲われて | トップページ | 北九州紅葉の名所はどこかいな? »
「北九州だより」カテゴリの記事
- 北九州の旦過市場(2020.12.09)
- 引っ越し騒動記2018(その5)(2018.04.21)
- おばあさん不思議なポッケ探してニャン(2016.12.07)
- まったりと日向ぼっこ愛の島(2016.12.06)
- 引っ越し騒動記2016(2016.04.17)
コメント