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2015年6月26日 (金)

霧島に沈む北斗昇るさそり座

2015年5月24日(日)

昨年末に訪れた霧島高原、初夏はミヤマキリシマが咲き乱れるとのことで、いそいそと行ってきました。

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午後、北九州を出発し、約五時間後霧島高原に到着。あちこちから湯けむりがたなびきます。

で、今日はどこのホテルに泊まるのかって?

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温泉街から離れた道の駅「霧島神話の里公園」へ。この日は天気がよさそうだったので、ここで星見です。キャンピングカーやワゴン車など数台の車が車中泊していました。


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東には明日登る予定の高千穂峰。坂本龍馬とお龍さんが日本人で初めて新婚旅行で訪れたところです。夕陽に照らしだされています。


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こちらは南。桜島が噴煙を上げています。昨年末はほとんど見えなかったのに、この日は視程良好で、これは今夜の星空が期待できます。
この日は半月で月の入りは深夜12時ころ。車の中で弁当を食べ、その後寝るよう努力しますがなかなか寝付けません。

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深夜12時、空を見上げると、おお、さそり座に少し雲がかかっていますが、なかなかいい感じではありませんか。

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が、なかなか南側(写真下側)は雲が途切れず、いいところで邪魔をされます。

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一方、北の方に目をやると北斗七星が綺麗に見えているではありませんか。(一つ上の写真の右上)。
せっかく南に来たのだからと南天にこだわっていたのですが、曇っていては仕方がない。北斗七星のβ星(明るい星)付近を探検しましょう。
写真中央上にM108、その左にふくろう星雲が青く光っています。

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接近してみましょう。ふくろう星雲、目が確かにふくろうに似ています。

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こちらは柄杓の柄の部分のM101。大宇宙の中で回転しています。

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南天はまだ晴れんかいな、と目を向けるとさそり座が出てきています。チャンス。

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見たかったのはこれですよ、コレ。アンタレス(黄色い星)付近のカラフルな星雲たちです。肉眼では見えませんが、長時間露出(2分)すれば浮かんできます。

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右の方には鹿児島空港があり、その光が結構眩しく入ってきます。
アンタレスの右上には土星も光っていました。

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天の川とさそり座。天の川の中できらびやかなところです。


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時刻は午前4時。天頂に夏の大三角形が差し掛かったころ、東の空が白み始めてきました。この日はこのように星と戯れ完徹をしたのでした。大丈夫か? 山登り・・・続く[こちら]。

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