夏空に幟山笠競演会
7月25日(土)
台風ににらまれて梅雨がまだ明けない北九州地方。しかし、7月25日は朝から梅雨明けか?と思わせるピーカンの青空で気温もぐんぐんウナギ登り。そんな中、戸畑区で戸畑祇園大山笠競演会が行われました。
場所は戸畑区役所前。戸畑区役所はこの大山笠競演会を見るため、庁舎が階段状になった観覧席になっています。観覧席は前売り制でかなり早くから完売になるようです。で、私たちはまだ日が照っている暑い中、早めに行ってスタンバイ。
待ちに待って、開始時刻の6時半。6時半からスタートかと思っていたら、エライ人の挨拶が延々と続き、その後ようやく競演会がスタートです。
この戸畑祇園山笠は昼の顔と夜の顔を持っていて、まずは昼の顔である幟山笠が練り歩きます。
この白いラッパ状のものが「前花」と呼ばれる山笠の正面に取り付けられているものです。菊の花をデザインしたものだとか。
そして後ろにある丸いものが「見送り」。この呼び名は博多祇園山笠と同じです。
先週開催されていた黒崎祇園山笠と違いこちらは担ぐタイプのものです。黒崎の山笠と同じく山笠の下部の赤いタペストリーの中で積まれた鐘と太鼓を鳴らし、そのリズムに合わせて「ヨイトサ」の掛け声で歩調を整えています。
これらの山笠の中には小若山笠という中学生が担ぐものもあります。大人になる儀式なのでしょうか。見ていると中学生は結構ヘロヘロになっていて、短時間で運行を止めて戻ってきました。
オトナの山笠を一生懸命見て来年の参考にする小若くんたち。
さて、オトナの山笠も運行を終え、場内が静かになると・・・
山笠を解体し出すではありませんか。本日、これで終わりか? いえいえ、これからが本番です。続く・・・
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