介助者が滑って転んで共倒れ
【2015年5月25日(月)】
無事に高千穂峰に登頂の成功を果たしたくわ夫妻、さてさてこれからが問題の下山です。
妻(ゆう)は歩行不自由な身障者。普段の生活でも階段の登りは平気ですが、下りが苦手。そんな状態で1,500mの山から無事下山出きるのでしょうか?
さて、下山しましょう。
下に見える御鉢と・・・
霧島の山々。
登りに苦労したのだから下りは楽勝だ!、と、調子こいて歩いていると「すってんころりん」と見事に転倒してしまいました。
幸い砂地だったので何事もありませんでしたが、岩に頭を打ち付けていたらヘリコで救助、ということにもなりかねません。
その後慎重に慎重に下ります。0.2歩づつくらいか、これなら登りの方が早いやん。
遠くには桜島。
そして、蟻地獄な登山道を必死で登ってくるアリ達。
そんな姿を山頂からおにぎりを食べながら見下ろす人。
難所を乗り越え馬の背と言う尾根に到着。ここは楽勝でとっとと行ってしまう「ゆう」。
花を愛でる余裕があります。
馬の背の尾根と山頂を振り返ります。
さて、問題はここからです。登りで苦しめられた急坂。下りはもっと難儀しました。滑るはこけるはで、どっちが介助しているのか分かりません。
こちらの山「元」ガールもかなり苦労されていました。
所々現れる砂地が難所です。
休み休みゆっくりと降りてきました。
降り出して2時間半、蟻地獄坂を通過し、ようやく森林地帯に入って来ました。ここまで来ればもう安心・・・ですが、膝がガクガクで足の指も痛く結構ここもきついです。
下山開始から2時間40分、ようやく高千穂河原に無事到着です。苦しめられた急坂を振り返ると、そこにはお龍さんが笑っていました。
その後、本日の宿、霧島観光ホテルに向かったのでした。
その他、詳しくは[こちら]
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凄いですネエ
健常者でも下りは結構膝に来ますが
障碍のおありになる身で、杖を突きながら、頭が下がります
都井岬も、金環食で寄りましたので、面白かったです。
投稿: mesato | 2015年10月14日 (水) 12時10分