バリケード越えた歌声聞こえるか
四月下旬、博多座であのミュージカル「レ・ミゼラブル」が上演されるとの新聞広告を見て、予約開始日の5月9日に速攻で予約。7月下旬に堪能してきました。
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新聞記事を手掛かりにインターネットで速攻予約。席はゲットできましたが、それでも前から三列目のかなり左側の席でした。 | またまたやってきました博多座。地下鉄「中州川端駅」直結です。 |
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入り口は二階。チケットも二階の自動発券機で受け取ります。 | ゴージャスな内装です。この下は博多名物とか弁当とかいろいろ売店が出ています。 |
エントランスでは悲しそうにこちらを見つめるコゼットちゃん。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」を見るのはこれで三回目です。どうしょうもないやるせない物語と大迫力のコーラス、そしてそれぞれのミゼラブルたちの人間模様が実にうまくよく描かれています。
10年以上も前に東京で見たときは客寄せのためかアイドル上がりの歌手が出演していて、その歌の下手さに幻滅しましたが、今回の上演はしっかりとした歌唱力の持ち主ばかりで、安心して聞いていられました。とくにコゼットのファルセットのつややかさは抜群で、ロンドンのキャストと同等のレベルでした。
それに先に公開された映画版のショボイ歌声と比較しても、すごくダイナミックで繊細でした。
最後のコーラスラインでは周りの席から聞こえてくるすすり泣きの声。やはりこのミュージカルは生で聴くのが一番です。最後は感動の渦の中、スタンディングオベーションで拍手が鳴り止みませんでした。
まだ、頭の中を「ワン・デイ・モア」のメロディーがグルグル回っていますが、帰りは中州川端通りを歩いて帰りましょう。博多祇園山笠は直されていて、七夕の飾りなのでしょうか、カラフルな飾りが夏の蒸し暑い風に揺れていました。
ただ、このミュージカル、福岡での上演は8月1日で終わってしまいました。さぁ、今度はロンドンへでも行きましょうか・・・
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