燃ゆる石ただ煙突が残されて
さて田川伊田の続きです。高い煙突の周りをうろついてみましょう。
炭坑夫の像。バックには特徴的な香春岳。
これは炭鉱に鉱夫や資機材を運ぶゴンドラ(右下の箱)を上げ下げするためのクレーン。
煙突の前は広場になっています。ここにも立堅坑があったとのこと。
煙突が田川市内を見下ろしています。これなら市内のどこからでもこの煙突が見えるのではないでしょうか。
煙突はレンガ造り。大部分はドイツからの輸入品だそうです。
高い煙突の敷地内には田川市石炭・歴史博物館があります。入ってみましょう。
博物館内部には文字通り炭鉱の歴史や坑内のジオラマなどです。屋外には耕夫の住宅。明治、大正、昭和になるにつれ部屋も広くなっていきます。
石炭を燃料にしていた蒸気機関車。私が小学生のころまで現役で走っていました。
香春岳(左が三の岳、真ん中が二の岳、平べったくなってしまったのは一の岳) 一の岳は今でも石灰石を掘り出しています。
そしてその手前のマンションの右手のこんもりした丘が「ボタ山」です。ボタ石炭を掘るときくっついてくる石のことで、不要なのでこのように高く積み上げられこのように山になったものです。ガイドさんによると田川で残るボタ山はこれだけだそうです。
田川散歩、もう少し続きます。
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