チャイコフスキー演奏料は五割り増し
【9月5日(土)】
この日、北九州でまたまた九州交響楽団の定期演奏会がありました。
指揮者は小林研一郎、通称「コバケン」です。チャイコフスキーの作品をメインにしたプログラムです。
場所は西小倉の北九州芸術劇場大ホール。直前までてっきり前回の響ホールと思っていたので、確認して大正解でした。北九州にはもう一つコンサートホールがあるので要注意です。
自由席なので早めに行っていい席をゲット。1階席の中央でした。
ホール前のロビーからは小倉城が一望できます。幕末、関門海峡の対岸、長州に焼き払われたのでレプリカです。
一曲目はスメタナのモルダウ。これは劇場の隣に流れる紫川の流れに通じるものがあります。
二曲目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲。CDで聴く限りは甘美なメロディーが流れる名曲ですが、当初、演奏不可能といわれた曲で、実際演奏を見るとそれはそれは早く激しい手の動きで、最後は腕がけいれんしているのでは、と思われるほど激しいものでした。演奏直後のピアニストの小林亜矢乃さん、フラフラで立てない状態でした。さすが、演奏不可能といわれただけのことはあります。
最後の交響曲第6番は全体的には重厚で厳粛な曲ですが、第一楽章や第三楽章はバイオリンの弓の動きの非常に激しく、ダイナミックな曲です。
チャイコフスキーの曲はどれもメロディーが美しいのですが、演奏するにはかなりの体力が要りそうです。そういう意味では重労働で、ほかの曲に比べて演奏料は5割り増しぐらいいるのではないでしょうか。今回も3,700円とリーズナブルな演奏会でした。
[九州交響楽団]
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