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2015年11月 2日 (月)

久々にフルマラソンを完走す

【11月1日(日)】

今から20年以上も前は今のようなマラソンブームではなく、42kmも走る人は○○ガイ扱いされていました。そんな中でもコツコツと練習を重ね、何度かフルマラソンを走りましたが、段々練習時間も取れなくなり、大会からは遠ざかっていました。

時は変わりなぜか今は空前のマラソンブーム。老いも若きも、男も女も、あのとき○○ガイ扱いしていた人まで今は走っています。そんなブームを受けて各地でマラソン大会が開催されていますが、久々にマラソン大会にでも出てみるか、と思っても抽選で、しかもすごい倍率だったりでなかなか参加できません。

北九州のお隣、下関でも「下関海響マラソン」が開催されるとの情報を見つけ、いろいろと調べてみると、この大会申し込みは早い者勝ちだそうで、申し込み当日を待ったのでした。

五月の申し込み当日、エントリー受付開始時間にホームページを開くと「混雑していますのでしばらくお待ちください」のメッセージ。何度か繰り返し、開始1時間後くらいにようやくエントリーできました。なんでもこの日は1時間18分後に定員いっぱいになったとかでエントリーが締め切られたそうです。

エントリーしたものの、股関節の痛みで十分な練習ができませんでしたが、9月に入ったころから練習を再開。股関節に不安を抱きながらも距離を伸ばしていきました。しかし、20kmも走ると今度はひざが痛く、この痛みで倍の距離を走るのは不可能では、と思われる状況で、昨日の大会当日を迎えたのでした。

Dscf7321

やってきました、下関。この日はこのマラソン大会のため小倉から臨時列車が運行されました。


Dscf7278_4

駅前の下関海響マラソンの幟の前で記念撮影。海「峡」ではありません。海「響」です。


Img_2233

スタート地点の海峡メッセ下関。


Dscf7289

最近のマラソン大会は大分変ってきて、以前は受付でナンバーカードとプログラムなどをもらいましたが、この大会は受付というものはありません。事前に送られてきたナンバーカードとランナーズチップ(タイムを計測する装置)を靴に取り付け出発を待ちます。

今回のゲストランナーは、下関出身の元ジャイアンツの宮本選手、あの幻の芸人、波田陽区(下関出身)、下関とは縁もゆかりもない猫ひろし、そしてあの世界一周ランナーの間寛平。

スタート前、これらのゲストランナーからコメントがあるのですが、波田陽区や猫ひろしは相変わらずでしたが、さすが世界一周のランナー間寛平、スタート待ちの1万人のランナーを大爆笑で盛り上げてくれました。

8時半、号砲と花火の音とともにスタートです。完走できるかどうか、ぎりぎりの体調だったのでスマホなどは持たずに走ったのでレース中の写真はありません。


Dscf7294

大爆笑でランナーを和ませた寛平ちゃんはフルには出場せず、2kmのレースの参加でした。(ゆう撮影)


Dscf7302

コースは下関の長府の方に上がりそこで折り返し再び出発地点付近に戻ってきます。この写真は16km付近。この辺りはまだまだ快調でした。

ところが20km過ぎたあたりからやはりヒザが痛くなってきました。それに前半は平たんなコースだったのに後半はすごいアップダウン、上りはいいのですが下りではかなりヒザが痛くなります。

25km過ぎ、もう少しで折り返し地点なのですが、遠い遠い。長い橋の先に折り返し地点が見えているらしいのですが、眼鏡を外しているのでよくわかりません。このあたりは本当にきつかったです。

30kmを過ぎるとまた上り、歩いたら完走できないと思っていたのでスロージョグペースで走りますが、歩く人とほとんど同じスピードです。けどあと10kmくらいと先が見えてきたので気分的には楽になれます。

35km、マラソンは35km過ぎに魔物がいると言われていますが、すでに魔物に襲われた状態です。が、上りが幸いしたのか、ひざの痛みが消えてくるではありませんか。えいっ!、ここからロングスパートだと加速すると意外と快調に走れます。その先の下りもひざの痛みは全く消えてしまいました。

そのままのペースで無事ゴール、タイムは・・・おや、5時間を切っているではありませんか。しかも5kmのラップは35~40kmが一番早くなっていました。35kmからは1,000人抜いていました。

今までのマラソンは35kmからエネルギー枯渇状態に襲われて意識はあるのですが体が動かない状態でした。それが今回は35kmからランナーズハイ状態になり、気分よくゴールできました。25kmからヒザが痛くなりスピードが上げられなかったのが幸いしたようです。


Img_2231

それでもゴール直後、というより10分くらいしてから立ってるものきつくなってきました。更衣室に戻りとりあえず座ろうとしますが、ひざの痛みが復活しひざが曲げられません。倒れこむようにして座り込み靴を脱ぐとああ極楽極楽。着替えを済ませ外に出て、この下関名物「ふく鍋」をいただきました。ああうまい。レース中、バナナやアンパンなどを食べましたがほとんど空腹のお腹にしみわたりました。あまりにもおいしかったので写真を撮るのを忘れてしまいました。


Dscf7310

そのあとステージではゲストランナーのトークショーが行われました。やっぱり寛平ちゃんはおもろい。わざわざ面白いことを言わなくても、面白い空気を持っているのですよね。右端の波田陽区は相変わらずです。


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最後に記念撮影をして足を引きずりながら会場を後にしました。いつもは身障者のゆうを介助する側ですが、ゆうの後をヨタヨタと帰ったのでした。


Shimonoseki

この大会のコースです。一見平たんそうに見えますが・・・


Shimonoseki2

後半はすごいアップダウンに悩まされますが、上りではひざの負担が少なくなるので、アップダウンをうまく活用できれば楽に走れます。

それにしてもマラソンという競技、最後の2.195kmがホント余計ですよね。たった2キロなのですが40キロ走った後にはとてつもなく長い距離に思えてきます。ただの40キロレースなら、もう少し気分的に楽になれると思うのは私だけでしょうか。

ま、何はともあれ私ももう人間ドックの結果には再検査の文字が連なっていますが、フルマラソンが走れる体があることに感謝しましょう。

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