煙突を見上げて有田陶器市
さて、有田陶器市の続きです。陶器を売っている通りから一歩奥に入ると・・・
このようなトンバイ塀の路地に入り込みます。トンバイ塀とは、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具、陶片を赤土で塗り固め作った塀のことだそうで、なんとなく陶器の町を彷彿とさせられます。
そしてこの路地をさらに進むと・・・
煙突が見えてきました。ここは陶器工場のようで、中にも入ることができました。
再びメインの通りに戻りましょう。電灯の傘も陶器。
洗面台も陶器。
再び別の路地に入り見上げれば、窯元の煙突が風情を醸し出しています。
有田周辺では伊万里や波佐見など陶磁器が盛んに作られていて、このあたりを走っていると窯元や煙突が目につきます。
以前、長崎の観光ガイドさんから聞いたのですが、鎖国の江戸時代、唯一開かれていた長崎にはヨーロッパから砂糖が輸入され、それを原料にカステラが長崎で作られ、帰りの船で有田焼などの陶器を運んでいたそうです。それでこんなに陶磁器産業がこの辺で発展したんですね。
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有田の陶器市に行ってこられたんですね。
我が家も、3年連続有田詣でをしていたのですが、今年は唐津に行ってました。
有田の陶器市は本当に楽しくて、観光と買い物が一緒にできるので、大好きです。
去年は、波佐見、伊万里にも足を伸ばしました。
何かステキな買い物できましたか?引っ越しが多いのに、ついつい買い物してしまう私です。。。(^^ゞ
投稿: yui | 2016年5月 6日 (金) 21時02分
>yuiさん
あれま、唐津に来られてたのですか。ニアミスしてたかも。
後日記事にする予定ですが、お膝元の唐津の「やきもん祭り」にも当然行きました。ただ、高いのですよね。ちょっとしたぐい呑みでも3,000円くらいしますし。
有田ではコーヒーを飲むともらえる器とお皿2枚を買いました。ホント、引越しが多いので大皿などは厳禁ですね。
投稿: くわ | 2016年5月 6日 (金) 22時15分