転勤族投票するのも一苦労
世間では参議院議員選挙真っただ中。ここ唐津でも都会ほどではありませんが選挙カーが忘れたころに目立たず静かに走っています。
今、公示されているのは参議院議員選挙。参議院は衆議院と違って解散がないので選挙は三年毎の夏場に行われます。
そこで困るのが我々転勤族。およそ転勤というものは春にあるので、この参議院選挙は転勤前の住所の選挙人名簿に載っているため新しい住所では投票できません。転勤もだいたい三年毎で参議院の選挙と被ることが多く、今まで投票する機会があまりありませんでした。
今回の選挙でも公示直後北九州から投票の案内が届きましたが投票所はやはり北九州。これは今回も無理だな、とあきらめながら案内をよく読むと、選挙人名簿に記載の住所に住んでない人は不在者投票という制度で投票できると書いてあります。送られてきた案内書に新住所を記載して、旧住所の選挙管理委員会に送ると投票用紙が送られてくるそうです。で、さっそくやってみました。
案内書に新住所を書いて送り返し、しばらくすると投票用紙が送られてきました。ただ、このビニールの袋を開封すると無効になるとのことで、この状態で新住所である唐津市役所の選挙管理委員会に行きます。
唐津市役所には期日前投票所が開設されていましたが、そこは不在者投票所ではなく、庁舎三階の選挙管理委員会の事務室まで行かないといけません。事務室に入り係員に投票用紙を渡します。記入台は一台だけ。夫婦で行ったので一人は事務室のテーブルで待ちます。
投票用紙に記入すると二重に封筒に入れ投票完了です。あとは唐津から北九州に郵送するそうです。
北九州からの投票の案内は既に転出届を出しているので唐津の住所に来ています。だったらこんな面倒なことをしないで、住民票に記載されている新住所に投票用紙を最初から送ってくれれば一手間省けるのに、面倒なことをしてくれます。
今回は福岡県から佐賀県の引っ越しで、しかもここは福岡のテレビ放送もなんとか映るので候補者の名前と顔はわかりましたが、これがもっと遠距離だと誰が立候補しているのかすらわからないでしょうね。ちなみに投票用紙と一緒に福岡県選挙区の立候補者とその人のURLも記載されていたので、インターネットで公約などは見ることができます。
我々転勤族には春の地方選挙とこの参議院選挙の選挙権はない、とハナから思い込んでいましたが、こんな制度があったとは。全然知りませんでした。
最近の選挙は投票率が50%とかで、徐々に減少傾向にあるようです。幕末の志士、坂本龍馬がこのことを知ったらどんだけ嘆き悲しむことか。坂本龍馬の時代では手にしたくてもできなかったこの選挙権、タダで手に入ったものと思ってはなりません。有効に使いたいものです。
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