神集島鬼塚古墳は山の上
神集島の続きです。船着き場近くの案内板を見るとこの島にはいくつか古墳があるようです。山鹿のチブサン古墳や慶州の古墳を見て古墳萌の傾向が出てきたのでぜひ行ってみましょう。
古墳は山の上にあり途中から神集島の集落が一望できます。
本当に古墳があるのか?とちょっと心配したころに古墳の入り口が見えてきました。
初めはこのような道ですが・・・
だんだん道なき道に変わっていきます。ここはまっすぐ上に行きたくなりますが、この左側が古墳への道です。
最後の急斜面を上ると鬼塚古墳に到着。チブサン古墳や慶州の古墳とは趣が全く違います。
案内板はこのように朽ち果てて放置状態。
これが古墳全体像です。
以下は解説板からの引用です。
この古墳群は、1号墳をはじめ4基の古墳が確認されています。古墳時代後期特有の巨石墳系統のもので、この時代の東松浦半島の発展と大陸の影響を物語る重要なものです。
4基とも巨大な玄武岩でつくられ、特に1号墳は、昭和47年(1972)八月の発掘調査の結果、横穴式石室で奥行き2メートル
幅2.35メートル、高さ1.5メートルあり、柱状の玄武岩で石室内を前室と奥室に分け、また壁面はノミで平たく整えられていたことがわかりました。
こんな島にどんな人が埋葬されたのか、ノミで石を平たくしたと書いてありますが、当時貴重だったであろう金属製品のノミがこんなところにあったのか、ロマンが膨らみます。続く・・・
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