マリア様見つめるルルド湧く聖水
さて、またまた離島めぐりです。今回はセブンアイランドの一つ「松島」へ行ってみました。
松島への船はイカの活け造りで有名な呼子から出ます。船着き場には駐車場はありませんのでちょっと離れた市営駐車場に車を停めます。
呼子にはセブンアイランドの島々へ行く船の桟橋があり番号が振ってあります。松島へは2番の船着き場。島民の足なのでそこそこ大きな船かと思っていたのですが・・・普通のモーターボートです。
最初はまさかこれが定期船ではないだろうと思っていましたが、郵便屋さんや宅配便の荷物を運び入れ、30分くらい前からお客さんも乗り込みだしましたので乗船しましょう。乗船券は船内で船長さんから買います。
呼子を出て15分くらいで到着します。島民の生活物資も降ろします。
船着き場の待合室隣にある島の案内板。これはひょっこりひょうたん島ではありませんか。
船着き場に着いてまず見えるのが真っ白な教会。
松島カトリック教会。64人の島民すべてがカトリックの信徒だそうです。
「教会内には許可なく立ち入らないこと」と案内板には書いてあります。なので外から内部をのぞき込んでいると・・・おばあさんが「こっちにルルドがあるから・・・」と案内してくれました。
これがそのルルド。ルルドとはもともとはフランスの泉のことでカトリックの聖地だそうです。このドーム状のコンクリートのふたを開けると・・・
ルルドの湧水。ここのルルドは教会裏手の山から流れ出ている水で枯れることがないそうです。コンクリートのドームはこのおばあさんのご主人が作られたとのことですが・・・すみません、方言がよくわからなかったので聞き間違いかもわかりません。
聖水なのですが、ほったらかしのペットボトルが日常感満載です。
このルルドの水は不治の病に効くというありがたい水なんだそうです。知っていれば汲んで帰ったのですが。
ルルドはここだけでなく日本のあちこちにあるようです。
教会自体はこじんまりとしていて、ニュージーランドの善き羊飼いの教会のようです。
おばあさんが「中にも入れますよ」と許可?をいただいたので中に入ってみると・・・クリスマスを過ぎていましたがまだツリーやリース、キリストが生まれた馬小屋のジオラマなどのクリスマスの飾り付けがされていました。
教会の向こうの斜面に島民の家が建っていますので行ってみましょう。続く・・・
« 橋渡り牛草を食む加部島へ | トップページ | 島民の足は強靭坂の島 »
「佐賀だより」カテゴリの記事
- 引っ越し騒動記2018(その5)(2018.04.21)
- 引っ越し騒動記2018(その4)(2018.04.19)
- 引っ越し騒動記2018(その3)(2018.04.18)
- 引っ越し騒動記2018(その2)(2018.04.17)
- 引っ越し騒動記2018(その1)(2018.04.14)
コメント