二千年ハスは普通のハスだった
新聞に多久市のお寺で二千年ハスという花が開花したとの記事を読んで見てきました。
場所は多久市の聖光寺。あの多久聖廟の隣です。お寺とのことで、てっきり境内の庭の池なんかにハスが咲いているのかなと思ったら・・・
なんと一つ上の写真の青いテントの横に、このような田んぼのような蓮池に咲いていました。
あまり「蓮池」という雰囲気はありません。
池の中に咲いている、これが二千年ハスだそうです。
見たところ普通のハスと一緒ですが。
まだつぼみがたくさんあり、咲き始めというところでしょうか。
葉っぱには朝露が水玉になっています。
池の横にあった案内板によると、この二千年ハスはもともと千葉県の遺跡で二千年前の丸木舟と一緒にハスの種が発見され、それが島根県に蒔いたところ二千年の時を超えてなんと発芽し開花、さらにその種がここに植えられてそれが咲いているとのことです。
こうしてみると二千年の時を超えても今と同じような花なので、ハスはあまり進化していないということでしょうか
翻ってわれら人類は進化しているのかというと、吉野ケ里遺跡を見てもわかるように、当時から貧富の差が広がり、人間同士が戦い殺しあっていたという形跡が残され、それなら人類も全然進化していないやんか、蓮の花をあーだこーだと言えない悲しい現実にたどり着いてしまうのでした。
« 北方町杉岳山の大聖寺(その2) | トップページ | 夏や! »
「佐賀だより」カテゴリの記事
- 引っ越し騒動記2018(その5)(2018.04.21)
- 引っ越し騒動記2018(その4)(2018.04.19)
- 引っ越し騒動記2018(その3)(2018.04.18)
- 引っ越し騒動記2018(その2)(2018.04.17)
- 引っ越し騒動記2018(その1)(2018.04.14)
コメント