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2017年11月

2017年11月30日 (木)

年一度歴史民俗資料館(その2)

唐津歴史民俗資料館、特別公開の続きです。

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二階へ上がりましょう。


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階段の手すりの彫刻。なかなか手が込んでいます。


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二階には古~い唐津の写真が展示されています。唐津周辺には石炭運搬のための線路が引かれていて、内陸の山本駅が拠点になっていたようです。福岡からの線路の終点は東唐津駅、しかもその駅は今の場所ではなく、虹ノ松原の西の端の、今のロイヤルホテル付近だったそうです。
どおりで山本駅の敷地が広く、ポイントが駅の規模にしては多いはずです。ロイヤルホテル付近も昔の商店街の面影が残っていたりで、当時は繁栄していたのでしょう。


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この奥の部屋は会計の人たちがいたそうで、この窓口で従業員に給料が支払われていたそうです。


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ここが会計の間。一部天井が破損していました。


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会計の間の窓からは唐津港がよく見えます。ここから石炭の積み出しを確認していたのでしょう。


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太陽の光が差し込み、暖房なしでも暖かい。


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外回りを回ってみましょう。


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明治の人たちはこの洋風建築をどのような思いで見ていたのでしょうか。


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当時の人たちがヨーロッパへ行って建築技術を取り入れたのでしょう。


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トイレから渡り廊下もそのまま残されていました。イギリスのように石造りだったら100年以上も現役の建物でいられるのですが、木造建築はやはり保存が難しいようです。

2017年11月29日 (水)

年一度歴史民俗資料館

【11月19日(日)】

唐津市の外れに、歴史民俗資料館というレトロな建物が建っています。もともとは石炭産業で栄えていた明治時代に三菱が石炭の拠点として建てたもので、いまは「資料館」という名称になっていますが老朽化のため普段は閉鎖されています。ただ、年に一度だけ一般開放され、先日覗いてきました。

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これが旧三菱合資会社唐津支店本館。石炭の積み出し港であった唐津の港に面して建っています。


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こちらが正面玄関。壁に筋交いを露出させた「ハーフティンバー」というイギリス様式で建てられています。


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いつもは閉まっているドアから玄関へ。


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中は意外と奇麗です。


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一階の展示はこの日のために準備したのではなく、常設のようです。


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石炭というとてっきり製鉄用だと思っていましたが、明治初期の石炭はなんと塩田用、塩を作るために使われていたそうで、新たな発見でした。


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展示物を皆さん見入っています。


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ところどころ天井や床に古くなって危険なところもあり、閉館になったのもうなずけます。二階へ行ってみましょう。続く・・・

2017年11月19日 (日)

雨上がり国の名勝九年庵

テレビの天気予報に各地の紅葉情報が流れる季節になりました。ここ、佐賀にもいくつか紅葉の名所があるようですが、神埼市の九年庵は九州中から観光客が訪れる名所のようです。

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やってきました、九年庵。団体さんがたくさん来られていて、かなりの混雑です。駐車場はちょっと離れた吉野ケ里遺跡ですが、身障者は直ぐ近くに停められます。


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しかし、ちょっと・・・


Img_1419早かったのか、今年がこうなのか、色づきに・・・

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勢いがありません。


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葉が濡れていますが、この日は朝まで雨。


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部分的に鮮やかなところもありました。


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九年庵は普段は非公開のようですが、モミジの季節は公開されています。


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庭園の紅葉もいまひとつ。


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この庭園を造るのに9年かかったので九年庵と名付けられたそうです。


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今朝までの雨でまだ葉が濡れている葉はいい色づきでした。


たくさんの団体さんが訪れている九年庵を見て、なんだかんだと言っても、紅葉は京都が一番だと、改めて認識した一日でした。

2017年11月 9日 (木)

下関海響マラソン2017

唐津くんちが終わった11月5日(日)、下関で「下関海響マラソン」が開催され、3年連続で走ってきました。

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最近のマラソンブームで、出場するには抽選で、しかも倍率が2倍3倍と高率でなかなか出場できませんが、この下関海響マラソン(海峡ではなく海"響")は早い者勝ちで、エントリー初日に速攻で申し込みました。2時間ほどで定員1万人に達したようです。

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前日はお隣の北九州泊まり。8時30分スタートなので7時過ぎには下関到着。これでもギリギリで、準備体操もできずスタート位置につきました。

Result

で、結果は4時間40分。40キロまではキロ6分ちょっとのイーブンペースで、私としては上出来です。40キロ以降は7分ペースに落ちてしまいましたが、路面が悪かったと言い訳させてもらいましょう。

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50代も後半になると話題は人間ドックや健康診断の「キロク」が多くなりますが、40キロ走る体があるだけでも感謝です。

[昨年の下関海響マラソン]

[一昨年の下関海響マラソン]

2017年11月 7日 (火)

11月唐津くんちが始まった(その3)

唐津くんちの続きです。

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これは七番山の飛龍。13番の鯱(しゃち)とそっくりで、見分けがつきません。


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そのお次が金獅子。よく見るとここは昨晩の宵山で来たところです。昨日は暗かったのでよくわからなかったのですが、意外と駅チカだったのですね。


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10番曳山の上杉謙信の兜。この辺りは兜が連続していて、やはり混乱してしまいます。


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十一番の酒呑童子と源頼光の兜。目が血走っているぅ。


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十二番の珠取獅子。二番の青獅子にそっくりです。


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十三番の鯱(しゃち)。


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ラストは七宝丸。この山、昨年は車輪の故障で巡行には参加できませんでした。


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しかも最後の曳山なのでテレビ中継やこのようなブログ記事では、どうしても影が薄くなってしまいます。


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なのでこのブログでは、最後まで紹介しましょう。おしりもなかなか凝った施しがされています。



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今まで見物していた場所はそれほど人ではなかったのですが、この橋を渡り駅に近づくとなかなかの人出でした。唐津市の発表では、今年の唐津くんちの人出は63万人ということですが、ホントかな。

毎年この時期、唐津では唐津くんち、佐賀市では佐賀バルーンフェスタと観光客の奪い合いをしています。おまけに今年はお隣の伊万里で伊万里港開港50周年祭りが開催され、同じ佐賀県内で観光客の奪い合いに拍車がかかっています。もう少しうまく時期をずらしてやればどちらも観光客が増えて、ガッポガッポなのですが。

ホントは佐賀バルーンにも行ってみたかったのですが、残念です。

2017年11月 4日 (土)

11月唐津くんちが始まった(その2)

11月3日は唐津くんちの本番、お旅所神幸という神事が行われます。

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お旅所神幸とは、昨晩の宵山で唐津神社に集合した曳山が市内を練り歩き、お旅所という海岸の砂浜へ引き込むことをいいます。昔は本当に海岸の砂浜へ引き込んでいたのですが、今は砂浜に見立てた元小学校のグランドに引き込みます。

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9時半に唐津神社をスタート。昨晩と同じコースを練り歩きます。


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川面には青獅子のキンキラキンが揺らめいています。


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人気者の鯛クンがやってきました。


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まだ朝早いので観光客は少ないようです。


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場所を変えて、鯛山がやってきました。白いのは水ではなく塩。かかると大変な目に逢うそうで、あまり近寄らない方がいいかもわかりません。


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鯛のおしり。金色のウロコを光らせながら通り過ぎていきました。続く・・・

2017年11月 3日 (金)

11月唐津くんちが始まった

知らぬ間に11月。唐津では唐津くんちが始まりました。

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「くんち」とは秋祭りのことで、唐津くんちは唐津神社の秋祭りのことです。


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毎年11月2日から4日まで開かれます。


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唐津の人たちは、この3日間に命を燃やしています。


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11月2日は宵山。19:30から曳山が市内を巡行します。


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ユネスコの世界遺産に認定された唐津くんち、ことしは一段と熱が入っているようです。一番山の赤獅子がやってきました。


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続いて二番山の青獅子。


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三番手が浦島太郎。


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四番手、源義経の兜。曳山は京都の祇園祭のように毎年変わるのではなく、順番は固定されています。


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五番山が鯛山。かわいらしい顔をしているので、子供たちにも大人気。


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お次は六番手の・・・


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鳳凰丸。このへんまでは順番も覚えているのですが、これ以降になるとわからなくなってきます。


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山は全部で14基あり、これを全部言えると一人前の唐津人なのだそうです。


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似たようなのもいくつかあり混乱してしまいます。


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このように二階から見ている人もいます。家ではくんち料理がふるまわれているのでしょう。このくんち料理、いつかご相伴にあずかりたいものです。

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