年一度歴史民俗資料館
【11月19日(日)】
唐津市の外れに、歴史民俗資料館というレトロな建物が建っています。もともとは石炭産業で栄えていた明治時代に三菱が石炭の拠点として建てたもので、いまは「資料館」という名称になっていますが老朽化のため普段は閉鎖されています。ただ、年に一度だけ一般開放され、先日覗いてきました。
これが旧三菱合資会社唐津支店本館。石炭の積み出し港であった唐津の港に面して建っています。
こちらが正面玄関。壁に筋交いを露出させた「ハーフティンバー」というイギリス様式で建てられています。
いつもは閉まっているドアから玄関へ。
中は意外と奇麗です。
一階の展示はこの日のために準備したのではなく、常設のようです。
石炭というとてっきり製鉄用だと思っていましたが、明治初期の石炭はなんと塩田用、塩を作るために使われていたそうで、新たな発見でした。
展示物を皆さん見入っています。
ところどころ天井や床に古くなって危険なところもあり、閉館になったのもうなずけます。二階へ行ってみましょう。続く・・・
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