ステイホームでどこへも行けないので、前から念願だったスピーカーを作ってみました。
実はもう引っ越しもないのでどんなに重くても大きくても困らないのでウーハーは38cmを基本に設計します。ウーハーはネットオークションで何回か応札しましたがご縁が無く退散。アメリカのパーツ屋から買うことにします。
https://www.parts-express.com/dayton-audio-dc380-8-15-classic-woofer--295-325
Dayton Audioというメーカーのユニットを発注。2個、輸送料を含めて200US$でした。このころまだコロナ騒ぎが始まる前だったので、発注後一週間ほどで到着。輸入の手続きとかどうするのかと心配していましたが、全く関知せず商品が届きました。

お次はエンクロージャー(箱)の設計。部屋の一角にすっぽり入るように設計してみました。CADで図面を起こし、材木屋さんに合板を発注します。5カットまで無料で切ってもらえました。丸穴は自分で開けます。これが結構大変。

で、途中のノコギリで格闘している写真は飛ばしていきなり完成品です。

ニスも自分で塗ります。

最後はシアタールームの両端の隙間に収めました。

作ってからの調整が大変で、いろいろ試行錯誤しながらネットワーク調整。今はスマホで周波数特性が計れるアプリがあるのですね。ネットワークといっても今のインターネットのことではなく、低域、中域、高域のそれぞれのスピーカーの音量調整のことです。これが意外と大胆で、そこまでするならアンプのトーンコントロールを調節すればええやんか、と思えるほどです。
38cmウーハー、流石に底力があり、今まで聞こえなかった低音がときどき顔を覗かせますが・・・全体の音のバランスはやはりタンノイのスピーカーの方が上のような感じもします。いや、それよりももともと部屋に備え付けの天井スピーカーの方が一枚上のような感じも・・・。もう少しいろいろな曲で聴き比べてみましょう。
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