ストラディヴァリウスが聴き分けられた
先日のNHKで放送された「チコちゃんに叱られる」で、「ストラディヴァリウスが高いのはなぜ?」という超難問が取り上げられていました。答えは番組の再放送を見てもらうことにして、コーナーの中で本物のストラディヴァリウスの音と、ストラディヴァリウスの音を追及して造ったバイオリンの音の違いが分かるのか?という実験をしていました。

そんなもん、違いが分かるわけないと番組を普通のテレビで観ていましたが、案の定、違いは全く分からず、まあ、そんなものでしょうと納得しました。

我が家は建売住宅ですが、ちょっと広めのシアタールームがあります。スピーカーは天井に埋め込まれ、高さが3メートルくらい。建売住宅なのでどんなスピーカーなのかは分かりません。多分直径16センチくらいでしょう。後ろにもスピーカーは埋め込まれていて、一応5.1CHが再生できます。

これがそのシアタールーム。左右のスピーカーはオーディオ専用でテレビや映画を観るときは接続されません。
そんなシアタールームで、後日、録画した番組を念のため観てみました。すると・・・あれれ、全然違うやん。ストラディヴァリウスの音は重厚で厚みがあります。もう一方のイミテーションは繊細でつややか。人によってはこちらがバイオリンらしいと評価する人もいるでしょうが、それにしてもこの音の違いはなんだ?

私の聞き間違いかと思って相方の"ゆう"にも聞いてもらうと一回で「違う」と違いが分かったようです。
「チコちゃんに叱られる」はNHKの総合で大した音質でもないでしょう。もしかしてNHKさん、素人にもわかるように音に細工でもしているのでしょうか。もし、そうでないなら、この家のシアタールーム、コンサートホール並みの音響なのかもわかりません。

そんなシアタールームで第九を聴く、そんな年末を迎えるくわ一家でした。
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