3石1ICラジオ
いつ買ったのか忘れてしまった3石ラジオのキット。どこで買ったのかも忘れてしまいましたが、多分横浜の石川町の電子部品のお店だったかと思います。このままお蔵入りさせるのはもったいないので、作ってみることにしました。
レポート用紙に昔のタイプライター風の文字と手書きの回路図が書かれた説明書。使われているトランジスタは2SC372。私が中学生の頃初めて作ったラジオも2SC372でした。今は製造されていない貴重なトランジスタです。
このラジオ、検波段で終了しています。イヤホンで聞くだけならこれでもいいのですが、せっかくなのでアンプも付けてスピーカーで聞けるようにしてみましょう。(調整方法に東海ラジオと書かれているので、名古屋で作られたキットなのでしょう。)
で、秋葉原の秋月電子でICアンプのキットを購入。数百円の格安です。
キットとはいううものの、基板に部品を取り付けて配線していくので実質個別に部品を買って作るのと大差ない労力が要ります。
各ユニットができたらユニット間の配線、バリコンに真空管ラジオから取り外したダイヤルブーリーに糸をかけて選局しやすくしてみました。
電源部はこの下に。トランス、整流ダイオード、コンデンサ、ヒューズなどは手持ちのものを流用。
アンテナをつなげるつもりでスピーカー端子を付けましたが、感度が意外とよかったのでこの端子には何も繋がっていません。
ダイヤル目盛りをプーリーに両面テープで取付け調整に入ります。IFTの調整、トラッキング調整完了。
最後にホームセンターで買ってきたアルミ板でスピーカー穴やダイヤル窓を空け、合板で外箱を作りニスを塗って完成です。
意外と810KHzの米軍放送のAFNがよく聞こえ、午後の退屈な時間、意味がよく分からない英語放送を流してくれます。
« あけましておめでとうございます | トップページ | 各地で迷いクジラ »
コメント