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映画・テレビ

2023年11月16日 (木)

トランジスタ技術の圧縮 私はドライヤー派、のちカッター派

先週の土曜日(2023年11月11日)、フジテレビで「世にも奇妙な物語' 23秋の特別編」が放送されました。その最後の物語は「トランジスタ技術の圧縮」。

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トランジスタ技術とはまさに電子デバイスが真空管からトランジスタに移行しつつあった1964年に創刊され、その後の電子立国ニッポンを支え、今でも出版されているエレクトロニクスの専門月刊誌です。

一応電子工学を学び無線で生計を立てている私も、そのトランジスタ技術(略してトラ技)は毎月購読し、バイブル的存在でした。発刊当初は文字通りトランジスタの増幅回路だとか無線回路に応用するための技術誌だったのでしょうか、1980年代はマイクロコンピュータ用のCPUやLSIが開発されトランジスタよりむしろこれらの使い方や、ソフトウェアの説明などに比重を移していました。私も時代に取り残されまいとトラ技を定期購読しむさぼり読んでいました。1980年代後半には連載されていたZ80(8ビットCPU)をベースにしたマイクロコンピュータを製作記事の通りに部品を買い集めては組み立てていたものです。そのコンピュータは最終的にはフロッピーディスクドライブを搭載し、OS(オペレーティングソフト)はCP/M(MS-DOSと対極にあるOS)を走らせる本格的なものでした。

しかし、1990年代になるとメーカー製の「Windowsパソコン」が販売され、結局それを購入、手作りしてきたCP/Mマシンは引っ越しの荷物になるので廃棄の運命をたどることになりました。

しかし、そのCP/Mマシンを組み立てた技術は身にしみこみ、Windows時代でも各種ソフトの開発の力になったのは財産でした。

そんな思い出があるトラ技が世にも不思議な物語で放送される、しかも題名は「トランジスタ技術の圧縮」。トランジスタ技術誌の内容からして、新たな電子データの圧縮方法の開発物語かなと思って観ていると・・・

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およよ! まさかの・・・アレかい。

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そう、最先端のエレクトロニクス技術情報誌であるトランジスタ技術誌の唯一の欠点、それは「分厚い」こと。

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雑誌の半分以上はこのような広告で埋め尽くされています。その雑誌はバイブル的存在なので本棚にずっと保管しておきたい。一年分くらいならいいのですが、これが2年、3年となってくるとトラ技誌が本棚を占有しだします。

人間、考えることは皆同じで半分以上を占有している広告のページを削除しようとしたのです。

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その方法はまず背表紙をはがし、中身の広告のページを取り除き、記事だけのページで再び製本するというものでした。番組ではアイロンが使われていましたが、私の場合はドライヤーを使っていました。

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しかしドライヤー方式は時間もかかりめんどくさいので、結局は物語でも言われている「むしり取る」方式、実際にはカッターナイフで切り取る方法を採用したのでした。自分の家だけで読むので体裁なんかはどうでもよく、チューブファイルに閉じこんでおけば問題ありませんでした。

ほとんどの人はこのドラマの意味が分からないと思いますが、実際、圧縮をやった私はドラマを見ていて「そうそう」と納得したり、爆笑したりして当時の圧縮の戦いを思い出してしまいました。

今でも圧縮したトラ技があるはずだ探しましたが、引っ越しで捨ててしまったようで、残念ながら見つかりませんでした。

今はエレクトロニクス技術の最前線からは一歩引いてしまいトラ技は購読していませんが、それでも技術力をさび付かせないために数年に一度購入しています。

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もう10年以上も前のトラ技が残っていました。地デジとか今でも役に立ちそうな内容です。

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そして驚くのは圧縮する必要がないくらい薄くなっていること。これでも広告ページがたくさんありますが、圧縮の必要性を感じないくらいの厚さです。

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値段は高いですが、ムック版のトランジスタ技術SPECIALなら広告のページがなく、圧縮する必要はありません。

しかし、この圧縮、私に限らず他の読者もやっていたようで、私もどこで「ドライヤーで背表紙をはがすといい」という話を聞いたのか。今のようにネット時代でもない当時、どのようにしてこの方法が流布していたのか、今から思えば不思議です。

このように邪魔者扱いされていた広告ですが、地方に住んでいた当時は、部品の入手は広告に掲載されていた通販が唯一の方法で、広告なければ先のCP/Mマシンも組み立てられず、またあれだけの濃い内容の記事が書かれた雑誌が千円以下で買えるのは、分厚い広告収入があったからだと、ドラマでも演じられていましたが、広告ページを廃棄するときの合掌の気持ちでいっぱいです。

合掌

2023年9月 4日 (月)

半沢直樹が止まらない

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ひと頃テレビドラマで流行った「倍返し」のフレーズで有名だった半沢直樹。私はドラマを見ていなかったのでどんなストーリーなのか全く知りませんでしたが、図書館でたまたま見つけたこの本を借り読んでみました。

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そしたら面白いのなんのって、もう一気読みです。こんな話だったのですね。今度レンタルビデオでドラマも借りて観てみましょう。

今放送されているテレビドラマ、池井戸さんの原作の「ハヤブサ消防団」は見ていますが、このドラマも佳境に入ってきました。氏の物語はやはり面白い。

2023年4月 8日 (土)

くわのすブログの写真がテレビに出た

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我がしょうもないくわのすブログの写真がテレビに出ました。舞鶴出身のギャル曽根が舞鶴名物「いさざ」を食するというものでした。

事前に写真使用の承認申請をいただき、ありがたく了解したものです。一秒にも満たない放送でしたが、少しはお役に立ったのであれば幸いです。

↓元ブログ

[春の味いさざぴちぴち踊り食い]

2020年5月13日 (水)

STAY HOME はホームシアターで映画三昧

ステイホームでどこへも出かけられないくわ一家、家のホームシアターが活躍しています。

今住んでいるところは、前に住んでいた人がホームシアターを設置していて、スクリーンやスピーカーはそのまま置いていってくれました。自粛自粛の昨今、このホームシアターが意外と活躍してくれています。

このホームシアター、すごいのはキッチンからでもスクリーンが見えるように設計されていて、家事をしながら100インチの大画面で映画やドラマ、勿論普通のテレビ放送も楽しめます。

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音響効果も抜群で、天井に埋め込まれた5つのスピーカーからは臨場感たっぷりの音響。クラシックのコンサートの映像を流すと「ここはコンサートホールか」と思えるような臨場感たっぷりな音が聞こえてきます。(コンサートホールよりもいいかも) スピーカーは埋め込まれているのでどんなものか見たことはありませんが、多分しょぼいものでしょう。しかし、天井内の空間でうまく響きあっているようです。だれか音響のプロが設計したのでしょうか。映画館よりは確実に大迫力な音です。

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溜め込んだビデオもこれで一気に見終えてしまいましょう。

2017年8月 5日 (土)

チャングムの誓いをやっと観終わった

韓国旅行へ行ってから、気になりだした韓流ドラマ。初回はあの冬ソナを見ましたが期待外れで、もう韓流ドラマはええわ、と思っていましたが、ひょんなことから今度は「チャングムの誓い」を観だしてしまいました。

五月頃からレンタルビデオ店で一巻ずつ借りて、先日やっと見終わりました。長かった~。感想は・・・ハマってしまいます。

だらだらと話が進む冬ソナと違い、話の展開が早く、ちょっとよそ見をしていると着いていけなくなります。また悪モンとええモンがはっきりしているので、あまり深く考えずに楽しめます。

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西暦1600年ころの話で、ちょうど豊臣秀吉があの名護屋城から朝鮮を攻めていた頃で、そんな内輪もめしてる場合やないやろ、私腹を肥やしてる場合か、とか、朝鮮を攻め込んでいる日本の侍の話す日本語がちょっと下手アルヨ、とか、その侍のチョンマゲが後退しすぎ、とか突っ込むところはありましたが、冬ソナのような突っ込みどころ満載でなく、また、根本的なところでの突っ込みがないので、安心してドラマに没頭できます。

ドラマで話されている韓国語でひっきりなしに出てくる「ママニー」という言葉が印象に残り、また、ドラマのバックでしきりに鳴いている鳥、佐賀県の県の鳥で佐賀名カチガラス(韓国名カッチ、和名カササギ)の鳴き声、ここ唐津にはこのカチガラスが生息していて、実際に窓の外から聞こえてくる「カチカチ」という本物のカチガラスの鳴き声を聞きながらドラマを見るのもいいものでした。

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写真は唐津のカチガラス


ただ、残念だったのはエンディング。途中でもうこのドラマは終わりだ、というクライマックスがありますが、それからまだまだ話は続きます。どこまで続くのやろ・・・というところであっけなく中途半端に終わってしまいます。あのクライマックスで終わらすか、もうちょっと一ひねりや二ひねりしてほしかったですね。

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ひとつ収穫だったのは、ソウルの景福宮で見た「一品」「二品」の意味。そういうことだったのですね。謎が解けました。出来ればソウルに行く前にこのドラマを見ていればよかったと反省です。

チャングムは実際にいた人らしく、チャングムの足跡をたどって王宮巡りをするのもいいかもわかりません。

[韓国旅行記2016 景福宮]

2014年2月15日 (土)

永遠の0は永遠に終わらない

かつて朝日放送で放送されていたテレビ番組、ラブアタック。この番組で常連になっていたみじめアタッカーのひとり百田尚樹氏。司会の上岡龍太郎が彼を紹介するときのフレーズ、

「新島襄が泣いて喜ぶ、同志社大学法学部、百田尚樹!」

彼は猛烈にアタックするが最後は振られてしまう、お決まりのパターンにいつも笑い転げていました。

そんなみじめアタッカー出身の氏が書いたデビュー小説「永遠の0」を遅ればせながら読みました。

Img_0565 出だしはよくある老人の戦争話か、となかなかページが進みませんでしたが、ラバウルやガダルカナルのあたりから止まらなくなってしまいました。
最後の方に出てくる衝撃の事実。
ラストのエピローグまでほとんど一気読みでした。

で、その衝撃の事実をもう一度確かめようと、また最初から読み直しています。このままでは永遠に終わりそうにありません。

さらに、今日はこの本の帯にも書かれている映画も見てきました。

Img_0563 場所はもちろんここ、八千代館。

Img_0549 今日からちょっと間引き上映でしたが、ポスターはばっちり貼ってあります。雪かき用のスコップセットもバッチリ。

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Img_0556 Img_0561 永遠の0関連なのか階段の両脇にはゼロ戦関連の映画のポスターが貼ってあります。こんなにあったのですね。

Img_0557 二階のロビーには戦艦三笠の模型が。こんなんを見ると舞鶴の映画館ということが彷彿させられます。

映画の感想ですが、原作本とほぼ同じ内容ですが、ちょっと省略しているところがありました。たとえば原作本では井崎さんの孫がいい味を出しているのですが登場していません。

しかし、なんといっても決定的に違うのがラスト。原作本ではエピローグの部分ですが、ここの一番感動的な部分が出てきません。この小説のクライマックスです。もしかして、エンドクレジットの後に出てくるのかと期待しましたが、そのまま"The END"。もしかして、この部分だけは映像化しないで、と百田氏の希望でもあったのでしょうか。良く考えるととても映像化できなかったのかもわかりません。

最近テレビのコメンテーターなどに自分は戦場に行かないつもりなのか、勇ましい発言をする人が増えてきていますが、この小説や映画を見てどう思うのでしょうか。

2013年1月25日 (金)

ミゼラブル鐘が三つでああ無情

昨年の12月末から上映されている「映画」レ・ミゼラブルの評判がおしなべて好評なのでレ・ミゼラブルファンの私としてはこれは見逃すわけにいかず、先日鑑賞してきました。

Dscf4383 場所は舞鶴の八千代館。スクリーンが三つある立派な「シネコン」です。

Dscf4382 レ・ミゼラブルのポスター。コゼットの挿絵を見るだけでなんとなく悲しくなってきます。

Dscf4386 そんなコゼットを見た後、いつも不思議に思うのが入り口で映画の台本を読んでいる二宮金次郎。なぜ映画館に二宮金次郎? 今日は007の台本を読んでいます。

Mainimage で、今日鑑賞する映画「レ・ミゼラブル」。原作はビクトル・ユゴー。フランス語で「哀しき人々」と言う意味だそうですが、日本では「ああ、無情」という題名で訳されています。(読んだことはありませんが) この物語の切なさは、日本語訳の題名の方がぴったり合っていると思います。

この映画、ミュージカルを映画化したもので、ストーリーも曲もミュージカルと「ほぼ」同じものです。役者さんの歌も後からの吹き替えではなく撮影時に歌っているそうです。

映画はミュージカルと同じく感動的でしたが、・・・、ただ、ちょっと残念だったのは撮影時に歌を録音していて(これがこの映画の特徴?)、そのためか歌がささやくような歌声になっています。ミュージカルではダイナミックな曲でその歌声に圧倒されるのですが、この映画ではショボくなってしまっています。

それになんといっても残念なのは私が一番好きな「ワン・デイ・モア」の曲の順番が入れ替わっていたこと。いや、ただそれだけならいいのですが、ワン・デイ・モアの歌詞そのものはミュージカルと同じですが、この映画のシュチエーションではその意味が変わってしまっています。ミュージカルではそれぞれの登場人物が「あと一日あれば」と明日に希望を持つという深~い意味があるのに、この映画ではただ単に後一日で革命が起こる、と言う平べったい意味での「ワン・デイ・モア」になっています。これではミュージカルと歌詞は同じでも、歌の意味合いが全く変わってしまい、この曲の魅力が半減してしまっていました。ああ、残念。

ま、全体的に素晴らしいストーリーでおしなべて評価がいいのでしょうが、私にとっては音楽的にはイマイチでした。

やはりこのミュージカルは劇場でミュージカルとして鑑賞するのが一番だと改めて認識しました。
ところで、この映画にある方が登場されているのがわかりましたか? オタッキーなことなので、ま、別にどうでもいいといえばどうでもいいのですが。

それにしても、レ・ミゼラブル、四面楚歌のこの状態、どこかの国に似ていると思いませんか?