フォト
2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

書籍・雑誌

2017年8月12日 (土)

夏休み感想文を書いてみる

その日は森山良子のコンサートだった。東京からそこへ行くのに、日本で一番時間がかかる・・・稚内より、石垣島、与那国島より・・・その場所でのコンサートは、有名な人がそんなところに来てくれるというので満席だった。

コンサート終了後、小さい町なので、そのコンサート会場から自宅までは徒歩で5分もかからなかった。家に帰って、まだ森山良子の透き通るような声の余韻が残る中、テレビを点けてみると・・・何やら尋常ならぬことが起こっている様子。

そのうち名簿が読み上げられる。どうやら飛行機が墜落したようだ。その後次々と・・・あとは皆さんご存知の通り。

Img_3333

山崎豊子氏の「沈まぬ太陽」を読んだ。

感想? すごいとしか言いようがない。あれから32年。恩地の行脚はまだまだ続くのだろうか・・・

2014年2月15日 (土)

永遠の0は永遠に終わらない

かつて朝日放送で放送されていたテレビ番組、ラブアタック。この番組で常連になっていたみじめアタッカーのひとり百田尚樹氏。司会の上岡龍太郎が彼を紹介するときのフレーズ、

「新島襄が泣いて喜ぶ、同志社大学法学部、百田尚樹!」

彼は猛烈にアタックするが最後は振られてしまう、お決まりのパターンにいつも笑い転げていました。

そんなみじめアタッカー出身の氏が書いたデビュー小説「永遠の0」を遅ればせながら読みました。

Img_0565 出だしはよくある老人の戦争話か、となかなかページが進みませんでしたが、ラバウルやガダルカナルのあたりから止まらなくなってしまいました。
最後の方に出てくる衝撃の事実。
ラストのエピローグまでほとんど一気読みでした。

で、その衝撃の事実をもう一度確かめようと、また最初から読み直しています。このままでは永遠に終わりそうにありません。

さらに、今日はこの本の帯にも書かれている映画も見てきました。

Img_0563 場所はもちろんここ、八千代館。

Img_0549 今日からちょっと間引き上映でしたが、ポスターはばっちり貼ってあります。雪かき用のスコップセットもバッチリ。

Img_0555

Img_0556 Img_0561 永遠の0関連なのか階段の両脇にはゼロ戦関連の映画のポスターが貼ってあります。こんなにあったのですね。

Img_0557 二階のロビーには戦艦三笠の模型が。こんなんを見ると舞鶴の映画館ということが彷彿させられます。

映画の感想ですが、原作本とほぼ同じ内容ですが、ちょっと省略しているところがありました。たとえば原作本では井崎さんの孫がいい味を出しているのですが登場していません。

しかし、なんといっても決定的に違うのがラスト。原作本ではエピローグの部分ですが、ここの一番感動的な部分が出てきません。この小説のクライマックスです。もしかして、エンドクレジットの後に出てくるのかと期待しましたが、そのまま"The END"。もしかして、この部分だけは映像化しないで、と百田氏の希望でもあったのでしょうか。良く考えるととても映像化できなかったのかもわかりません。

最近テレビのコメンテーターなどに自分は戦場に行かないつもりなのか、勇ましい発言をする人が増えてきていますが、この小説や映画を見てどう思うのでしょうか。

2011年8月 6日 (土)

夏休み感想文を書いてみよう

先日、安寿キャンドルイルミネーションを見てから、安寿と厨子王の物語が気になり、図書館で「山椒大夫」を借りてきました。この本、図書館中を探し回りましたが、結局子供たちの本のコーナーにおいてありました。やはり子供向けの読み物なのでしょうか。

Dscf0899いやいや、文体は明治から大正にかけてのもので、特に所有を意味する助詞の「の」が当時の「が」になっていたり、言い回しが古かったりと、今の子供たちには読みにくいものと思います。私にもわからない言葉がしょっちゅう出てきて、単語解説のページを参照しながら読み進めます。

山椒大夫、昔はこのような人買いが実際にあったのかもわかりません。私も子供の頃、夜遅くまで遊んでいると「子取りにさらわれるで」と近所の人から注意されたものです。

それにしてもわからないのが、山椒大夫の屋敷を厨子王と共に脱走した安寿が、なぜ厨子王といっしょに逃げず入水してしまったのか。この本に中学生の感想文も掲載されていましたが、その子も同じ感想を持っていたようで、その感想に対して先生が「極限に置かれたら人間そのような発想も起こるものです。そのような背景も読み取りましょう。」と書かれていましたが、やはりわかりません。

それより感銘を受けたのは「高瀬舟」。島流しの刑を受ける罪人の話ですが、人間の幸・不幸とはなんなのかを考えさせられます。いろんな意味で、ぜひ今のこの時代に読んでみたい作品です。