地球の影
写真を並べ替えて地球の影を表現してみました。こうして見ると、月は地球の影のど真ん中を通過したのではなく、やや上を通ったようです。それで上の方が明るいのですね。
写真を並べ替えて地球の影を表現してみました。こうして見ると、月は地球の影のど真ん中を通過したのではなく、やや上を通ったようです。それで上の方が明るいのですね。
惑星食だ、天王星だと言っても、やはり今回の主役は月食。テレビでは東京スカイツリーと月食の写真が紹介されていましたが、私も負けじと連続写真を。皆既食に入ってからの露出調整が難しいですね。
そして月の欠け具合をカタログ風に。月が地球の影に入っていく様子がよく分かります。月食そのものは日本では3年後だとか。今度はスカイツリーをバックにした写真に挑戦してみましょう。
2022年、11月8日は皆既月食。いそいそと近くの公園に出かけてみると、おお、まんまるなお月様が既に浮かんでいるではありませんか。
事前情報では18時9分くらいからかけ始めるとのことでしたが、千葉ではその時刻、既にかけ始め、18時30分、3分の1くらい欠けてきました。
三日月状の月が完全に地球の影に入ると、月は赤銅色に色を変え、8時、食の最大を迎えます。そして、月の左下には今回のもう一つの主役、天王星が見えてきました。
天王星は徐々に月に近づき、20時40分、月にすれすれに接近、その後月に隠れてしまいました。再び天王星が姿を現すのは皆既食が終わった後で、月のあかりで、このショボいカメラレンズでは姿をとらえることができません。ああ、望遠鏡があれば・・・
ちなみに2014年10月にも月食があり、このときも月のすぐ近くに天王星が見られました。[2014年10月月食]
このような皆既月食と惑星食が同時に見られるのは442年ぶりだそうで、次はなんと322年後に土星が隠れるのだそうで、そのときは今回のように望遠レンズが無くても肉眼で見られるのでしょう。これはぜひ見ないといけませんね。
冬は空気が澄んでくるので、月の暗部が地球の光に照らされる「地球照」が綺麗に見えます。
これは一か月前の1月上旬の早朝。朝焼けの空に月齢27くらいの月が昇ってきます。
右上が木星。写真には写っていませんが金星が明るく輝いています。木星の右には夏の星座・さそり座のアンタレスが既に昇り、もう夏の星空です。
そして月齢27くらいの三日月状の月の夜部分に地球の光があたり、月の模様が何となくわかります。実際どれくらいの明るさなのか、本や新聞が読めるくらいの明るさなのか、行って見てみたいですね。
初夢で縁起がいいとされている「一富士二鷹三茄子」は、富士が末広がり、鷹は高く、茄子は光り輝くの意味なんだそう。先日、富士が見られた後、今日はなんと鷹と茄子が同時にやってきました。
最近、すっかり星子さんから遠ざかり、天文ネタに疎くなっていましたが、今朝新聞を開けると、午前に部分日食があるとの記事。早速調べると午前10時くらいに最も欠けるとのことでした。
8時くらいは快晴で天気が良かったのですが、9時くらいから曇り出しすっかり諦めていましたが、10時前にちょうど雲間から太陽が現れました。
天高く、光り輝く、まさに鷹と茄子です。これで今年の運勢もバッチリです。
先日、火星を撮ってみましたが、せっかくの大接近、持ちうる最長の焦点距離のレンズで撮ってみましょう。
200mmのレンズにテレコンバーターを付けて400mmに、APSサイズのカメラに取り付けて、換算640mm。それでも実像は「点」にしか写らなくて、かな~りトリミングして、なんとか丸くなりました。北極辺りが微妙に色が白くなっているのが分かります。
ついでに土星も。なんとか輪が写っています。これ以上の解像度を得ようとすると、やはり望遠鏡が必要ですね。望遠鏡か~。内視鏡は何度か経験があるのですが・・・
薄暮を過ぎ、完全に夜を迎えた伊良湖岬。東の空から先週、大接近したと話題になっていた火星が昇ってきました。左の明るい星が火星、写真中央、天の川の中には土星、写真右側にはさそり座のアンタレスも火星に負けないくらいの赤い光を放っています。
もっと視野を広げてみると、写真右には木星、火星の上には彦星、天の川を挟んで織姫星も輝いていました。七夕の夜はこの二つの星、出会えたのでしょうか?
ここは近くに中部国際空港があり、飛行機がひっきりなしに飛んでくるので、星空の撮影には向きません。もしかしたら中にはUFOが混じっているかも。
火星をアップしてみましたが、やはり望遠鏡が無いと無理ですね。
明るい惑星に一等星とゴージャスな星空ですが、ここ、渥美半島は電照菊の産地で、写真左の東の方からは強力な光害が襲うので、期待したほどではありませんでした。
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