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韓国旅行

2017年8月 5日 (土)

チャングムの誓いをやっと観終わった

韓国旅行へ行ってから、気になりだした韓流ドラマ。初回はあの冬ソナを見ましたが期待外れで、もう韓流ドラマはええわ、と思っていましたが、ひょんなことから今度は「チャングムの誓い」を観だしてしまいました。

五月頃からレンタルビデオ店で一巻ずつ借りて、先日やっと見終わりました。長かった~。感想は・・・ハマってしまいます。

だらだらと話が進む冬ソナと違い、話の展開が早く、ちょっとよそ見をしていると着いていけなくなります。また悪モンとええモンがはっきりしているので、あまり深く考えずに楽しめます。

Chyagmu

西暦1600年ころの話で、ちょうど豊臣秀吉があの名護屋城から朝鮮を攻めていた頃で、そんな内輪もめしてる場合やないやろ、私腹を肥やしてる場合か、とか、朝鮮を攻め込んでいる日本の侍の話す日本語がちょっと下手アルヨ、とか、その侍のチョンマゲが後退しすぎ、とか突っ込むところはありましたが、冬ソナのような突っ込みどころ満載でなく、また、根本的なところでの突っ込みがないので、安心してドラマに没頭できます。

ドラマで話されている韓国語でひっきりなしに出てくる「ママニー」という言葉が印象に残り、また、ドラマのバックでしきりに鳴いている鳥、佐賀県の県の鳥で佐賀名カチガラス(韓国名カッチ、和名カササギ)の鳴き声、ここ唐津にはこのカチガラスが生息していて、実際に窓の外から聞こえてくる「カチカチ」という本物のカチガラスの鳴き声を聞きながらドラマを見るのもいいものでした。

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写真は唐津のカチガラス


ただ、残念だったのはエンディング。途中でもうこのドラマは終わりだ、というクライマックスがありますが、それからまだまだ話は続きます。どこまで続くのやろ・・・というところであっけなく中途半端に終わってしまいます。あのクライマックスで終わらすか、もうちょっと一ひねりや二ひねりしてほしかったですね。

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ひとつ収穫だったのは、ソウルの景福宮で見た「一品」「二品」の意味。そういうことだったのですね。謎が解けました。出来ればソウルに行く前にこのドラマを見ていればよかったと反省です。

チャングムは実際にいた人らしく、チャングムの足跡をたどって王宮巡りをするのもいいかもわかりません。

[韓国旅行記2016 景福宮]

2017年4月29日 (土)

臆病者韓国旅行をキャンセルす

ゴールデンウィークです。大型連休です。

くわの巣では毎年この時期、大変混雑するので、近場でやり過ごしていたのですが、今年は4月に入った途端、5月1、2日に休みが取れることになり、急きょ9連休が取れることになってしまいました。

ただ、もうその時期は国内はどこも予約いっぱいで、まぁ、毎日ぶらぶらとするか、とも思っていたのですが、せっかくの9連休、前回行った韓国ならお安く過ごせるのではないかと、やや消化不良だった釜山に行くことにしました。

前回使ったニューかめりあはなんとこの稼ぎ時にドック入りとかで、GW期間中はずっと運休です。

JR九州の高速船は何とか空きがあり、4月29日出発、5月6日戻りならかろうじて空きがあります。本当はもう少し期間を短くしたかったのですが、もうこの日しか空きがありません。で、えいやぁで「ポチ」と予約してしまいました。2017年4月5日のことでした。

今回はうろうろせず、釜山に集中する行程で、ホテルも予約。

しかし、その後、シリアで化学兵器が使用されたとかでアメリカが空爆。はるかかなたの中東の出来事かと思っていましたが、一挙に北朝鮮に世界が注目しだしました。

アメリカは北朝鮮にも空爆するのか? 空母カールビンソンがシンガポールを出港し朝鮮半島に向かったとの報道、一方北朝鮮は4月15日に軍事パレード、翌日の16日には失敗したもののミサイルを発射したとのことで、ますます雲行きが怪しくなってきました。
核実験したらアメリカは軍事的手段に出るとか、もう日ごとに状況が悪くなってきます。

で、どうする? 韓国旅行。
もし、ミサイルを撃ち込まれたらシェルターがしっかりしている韓国の方が安全な気もするし、かといってシェルターに逃げ込んでも、反日感情が高まっている今、日本人に水や食料を分けてもらえるとも思えず・・・
もし一泊二日の行程や、アメリカ大統領がオバマさんなら確実に行くでしょう。ただ、トランプさん・・何をしでかすかようわからんし・・・

外務省の海外安全情報を見ても韓国は注意勧告すら出ておらず、平常状態。せめて注意喚起とか出ていれば決心はつくのですけど。

ただ、最近できた外務省ホームページのゴルゴ13の安全対策マニュアルによると、ゴルゴ13は臆病者だからテロを潜り抜け実績を積んだとのこと。
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

ここはくわもゴルゴ13を見習い、臆病者と言われようが、何と言われようが、結局キャンセルしてしまいました。

韓国旅行は計画すると、MARS騒ぎで予約すらしなかったり、予約しても仕事の関係や家庭の事情でキャンセルしたりで、今回が3回目のキャンセルと相成りました。ただ、キャンセル料は高速船の一人3,000円の計6,000円のみで、ホテルはキャンセル料なしで大した被害はありませんでした。6,000円で戦争から逃れられるのなら安いものです。

ただ、このままじっとしているのもしゃくに障るので、できるだけ彼の地から離れた南の方に旅行に行こうと思っています。今朝もミサイルを打ったようですし・・・

(写真は4月29日出発のビートルのeチケットです。)

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2017年2月25日 (土)

沖ノ島指輪の主は誰なのか

いま大宰府の九州国立博物館で「宗像・沖ノ島と大和朝廷」というちょっと興味深い展示がなされています。

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やってきました、九州国立博物館。大宰府にあります。


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内部にはご存じ博多祇園山笠が展示されています。


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エスカレーターでずずずい~と二階に登るとお目当ての沖ノ島の展示。


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内部はもちろん撮影禁止ですが、このポスターの右下の・・・


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この黄金の指輪。西暦700年代に製作されたものが沖ノ島から発見されたとのことで、驚きます。指輪でっせ指輪。指の大きさとこの金の輪の細工の細かさを見比べてみると如何に細かい加工がされているのかがわかります。どうやって加工したのでしょうか。


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沖ノ島というと韓国旅行へ行く際、船の上から見えた絶海の孤島。こんなところから金製品や銅鏡などがざくざく出てきて、すべて国宝なんだそうです。


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一方こちらは去年行った韓国は慶州の国立博物館。ここでは金の冠だとか金加工の技術の高さをうかがえるものがたくさん見られ、今回の沖ノ島展でもこの慶州国立博物館から金の馬具や指輪などが何点か出展されていました。

音声ガイドでは沖ノ島で発見されたこれら金製品は大和朝廷から韓国に献上された・・・とかいうような解説がされていましたが、慶州のこの膨大な金製品を見ると、逆に韓国から大和朝廷に運ばれてたのではないかと思えます。またまた歴史ロマンが膨らんでしまった展示会でした。

2016年12月29日 (木)

冬ソナの感想文を書いてみる

【ネタバレ注意】冬ソナファンの方も読まない方がいいと思います。

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韓国旅行、ソウルで泊まった韓屋の近くにあったソウル中央高校。ここは冬ソナの撮影に使われたそうです。訪れたときは冬ソナを見てなかったのですが、どんな場面で撮影されたのか見たくなり、レンタルDVDを借りて10巻(1巻2話)までようやく見終わりました。

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で、見終わった感想ですが・・・まあ、最終的には感動する物語ではありましたが・・・なんか突っ込みどころ満載というかなんというか。

冬ソナを見て人生が変わったというファンもおられるそうですが・・・男と女の感性の違いというか個人の感想ですので、そういう方は無視してください。

まあ、とにかく話を伸ばす伸ばす引き延ばす。展開が早くてテンポがいい最近のNHKの連ドラを見慣れてしまうと、ちょっとだらけてしまいます。

それにこの状況でなんでキスをしないんだという場面がたくさんあります。"ゆう"が「清純派ドラマやからや」というのですが、その割にはチュウサンの父親が誰だかわからないという親世代の乱れた性の話、「で、結局誰とやったんや」と後半は突っ込みっぱなしで清純からほど遠い話の展開です。(すみません、男の視点です)

しかし、一番突っ込みたいところは、なんでスキー場の工事をシーズン真っ只中の真冬にするのか? ドラマでやっているようなスキー場の建築工事は普通夏にやるやろ、と毎回突っ込んでいました。

ま、感動した物語だったので韓国語にまたちょっと興味が出てきて、新年からは勉強を再開しようかなと決意を新たにしたのは良かったのかなとは思います。

2016年11月23日 (水)

韓国旅行記2016 8日目 (釜山から博多編)

【2016年10月1日(土)】

いよいよ韓国最終日です。この日はカラフルな住宅が立ち並ぶ甘川洞文化村を散策したのち釜山タワーに登り、釜山からフェリーで博多へ戻りました。

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チャガルチ市場からバスに乗ってやってきました、甘川洞文化村。釜山にはソウルのような韓屋村はないようですが、釜山のあちこちにこのようなカラフルな住宅地が見られました。


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ここは「一つになる」というフォトゾーンで、このような人型の板にバックの絵が描かれ、後ろの景色と一体になるというものです。


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ネコちゃんもキムパをくわえながら景色に見とれています。ネコのわりには背筋が「ピン!」


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お昼は冷麺。釜山では小麦粉から作ったミルミョンが有名ですが、ここは珍しく冷麺が食べられました。


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次にやってきたのは釜山タワー。


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チャガルチ市場や釜山港が一望です。


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タワーの下では、地元の人が伝統舞踊を披露していました。


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今日は20時のフェリー。釜山港国際旅客ターミナルから見る釜山港大橋はまさに虹の架け橋でした。

公式には20時発ということになっていますが、これはイミグレや税関の業務が19:30で終わってしまうためフェリーのボーディングブリッジが20時に外されるということで、実際には22:30が出港時刻ということでした。(この日はもっと遅く、フェリーが動き出したのは23時を過ぎていた)


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翌10月2日(日)、朝の6時過ぎに霧の博多港に入港。韓国から無事帰ってきたのでした。

詳しくは↓
http://4travel.jp/travelogue/11190082

2016年11月22日 (火)

韓国旅行記2016 7日目 (慶州から釜山編)

【2016年9月30日(金)】
この日は午前中、慶州市内をうろついた後、午後から鉄道で釜山に戻りました。

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予定ではレンタサイクルで市内を回る予定でしたがあいにくの雨。とりあえずタクシーで慶州国立博物館へ。日本の遺跡からの出土するものは土器などが多いですが、慶州は昔から金属精錬、加工技術が発達していたそうで、出土品も金属製品が多いとのこと。ここに展示されていた黄金の冠はきらびやかで圧巻でした。


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博物館から歩いてやってきたのは東洋で一番古い天文台と言われている瞻星台(チョムソンデ)。新聞報道によると、2016年9月、慶州を襲った地震で中心軸が傾いたそうです。(もとから傾いているような気もするが・・・)


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続いてやってきたのは、古墳公園。とにかく慶州というところはこのような古墳があちこちにボコボコとある街です。


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14:08、慶州駅から釜山の釜田行の列車に乗り込みます。


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蒲田から地下鉄に乗り換え夕方釜山到着。釜山の台所チャガルチ市場へ。ここは海産物を調理してくれるのですが、肉食系夫婦の私たちは韓国最終の夜は焼肉と決めていたのでパス。


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ホルモン通りにある焼肉店で味付けカルビを堪能しました。


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今日のお宿はホルモン通りのヘリムモーテル。格安です。モーテルと名がついていますが、アメリカのモーテルのように駐車場などはありません。

詳しくは↓
http://4travel.jp/travelogue/11184893

2016年11月21日 (月)

韓国旅行記2016 6日目 (慶州仏国寺編)

【2016年9月29日(木)】
この日は3日間滞在したソウルを離れ、釜山に近い慶州へ移動、仏国寺を見学し夜はライトアップされた古墳を巡ります。

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3日間滞在したソウルの「ザ・プレイス・ソウル・ハノックゲストハウス」を離れます。


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ソウル駅からKTXに乗って慶州へ。


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新慶州駅からバスで仏国寺へ。世界遺産です。


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信者さんが多数お参りされていたので邪魔にならないように境内をウロウロ。


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国宝の多宝塔。7世紀に造られたそうですが、補修がされているようできれいでした。


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秋の気配を感じながら・・・


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仏国寺を後に。その後近くの石窟庵へ行った後慶州市内に戻ります。


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お宿はこれまた韓屋風の「皇南館」。


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夜は慶州市内のいたるところにある古墳がライトアップされ、幻想的な光景に包まれたのでした。

詳しくは↓
http://4travel.jp/travelogue/11183499

2016年11月20日 (日)

韓国旅行記2016 5日目午後 (昌徳宮編)

北村韓屋村を見た後、一旦宿に戻り午後から昌徳宮へ。たまたま偶然に日本語ガイドツアーが始まるところで、ガイドについてぶらぶらと見学。

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昌徳宮の入り口、敦化門。


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更に進善門をくぐり・・・


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正殿、仁政殿へ。


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つづいて宣政殿。青い瓦屋根の建物は王しか建てられなかったそうです。今、世界を賑わせている韓国の大統領府を「青」瓦台と呼ぶのはその名残。


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韓国のカラフルな建物に見とれたのでした。

詳しくは↓
http://4travel.jp/travelogue/11181592

2016年11月18日 (金)

韓国旅行記2016 5日目午前 (北村韓屋編)

【2016年9月28日(水)午前】

板門店ツアーの興奮がまだ冷めやらぬ翌日、宿近くの北村韓屋村を散策します。

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これは知る人ぞ知る、あの冬のソナタのロケ地だそうで、ソウル中央高校です。残念ながら私は冬ソナは見ていないのでどんなシーンで出てきたのかさっぱりわからず。


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宿から15分程度歩いたでしょうか、北村です。


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ザ・韓国な街並みが続きます。


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ここは日中になったら観光客だらけになりますが、朝7時だとこの通り、地元の人がたまに散歩するくらいでした。


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北村の展望台からは屋根屋根屋根の光景が広がります。

 

その他詳しくは↓
http://4travel.jp/travelogue/11181474

2016年11月12日 (土)

韓国旅行記2016 4日目 (板門店編)

さて、例の韓国のゴタゴタ、アメリカ大統領選挙のおかげですっかり鳴りを潜めてしまったので韓国旅行記を再開しましょう。

【2016年9月27日(火)】

韓国に行こうと決めてからぜひ行ってみたいところがありました。北朝鮮と接している板門店です。

韓国は現在終戦ではなく休戦状態。ここはテレビのニュースなどで何度か見たことがありますが、おそらく世界で唯一のDMZ(非武装地帯)があり、休戦中の北朝鮮と対峙しているところです。そんな恐ろしいところに観光ツアーで行くことができます。事前にインターネットで予約、そして9月27日に行ってきました。

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ツアー会社は板門店トラベルセンター。ホームページを持っていますがホームページからではなぜか予約できず、メールの平文(英語)でやり取りし予約しました。


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ツアーバスは一台ですが、これに日本語と英語ツアーが混乗し、英語ガイド、日本語ガイドが時間差でそれぞれ案内します。
このバスにはツアー客、ガイド、運転手以外にもう一人乗っています。脱北者です。この板門店トラベルセンターのツアーは脱北者から北朝鮮の様子や脱北の状況などを本人から直接聞くことができます。


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ツアーは9:30に出発。一時間ほどで北朝鮮が見える烏頭山(オドサン)展望台に到着しますが、雨で視界が悪くあまりよく見えませんでした。なんとなくぽやーと写っているのはハリボテの高級マンション。人が住んでいる気配がないとのことです。


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次にやってきたのはイムジン川にかかる自由の橋。この右にもともと鉄橋があったのですが、北朝鮮に爆破され、現在は左に新しい鉄道橋がかかっています。対岸はまだ韓国ですが一般人は自由に出入りできません。


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DMZ外でも川沿いには有刺鉄線と監視塔が随所に見られました。


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バスはいくつかの検問所を抜け、パスポートチェックを受けたのち・・・やってきました板門店。それにしてもなんなんだ、このピーンと張り詰めた緊張感。静かです。音が全くしません。鳥の鳴き声さえ聞こえません。微動だにしない警備兵。


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これは北朝鮮側。よく見ると人民軍兵士が一人立っています。監視カメラも三台。


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次に青い本会議場に入ります。この国連旗が南北の境界線を示しており、左側が韓国、右が北朝鮮になります。この建物内では写真は自由に撮影できます。


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こちらは北朝鮮側に入ったことになります。ちなみに警備している兵士は国連軍兵士。実際は韓国軍の兵士です。


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で私たちも記念撮影。中にはピースサインで写真を撮っている外国人がいましたがとてもそんな気にはなりませんでした。


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ここにいたのは20分くらいだったでしょうか。人生最大の経験をさせてもらいました。

その他詳しくは↓
http://4travel.jp/travelogue/11179061